ごあいさつ
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| ダニー・ザ・ドッグ リュック・ベッソン ルイ・レテリエ ジェット・リー by G-Tools |
いいいいくらジェット・リーが童顔のアジア系だからといってちょっと無理があるのでは…、ダニーボーイ
(いや、リー・リンチェイよりむしろ大好きなんですけど)。モーガン・フリーマンの娘にしては設定年齢が低すぎる女優さんは十八歳に見えないぐらいに老けているし、もうぐだぐた。
10点中6点。アクション映画好きでない人にはもっと辛かろう…。
なんだか昔のヴァンダムの映画を観ているような…、そのぐらいの作り(もっと品は良いけど)。ギャグとしてやってくれればいいのだけど、わりとマジというか、そうでなければ観客なめてんのかというか、しょーがねーなーとわかって観てる分にはアリだけど、マジで観ちゃった人は困るでしょう(笑)でもベッソンさんのアクション映画はいつもこんな感じか…。
監督は「トランスポータ−1,2」の人で、その時も思ったのだけど、そんなにアクションを撮りたい人ではないのではなかろうか?アクション監督も同じ人がついているので、殺陣としてはいいのに見せ方に愛情が足りない気がする。でも色調は抑えめで「ここどこ?アメリカなの?」的ヨーロピあーんな感じの画面がなかなか美しい。やっぱりジェット・リーの英語はあまり上手くないので、引き続き喋らない役というのも良かった気がする。
妙にリッチな調律師モーガン・フリーマンはそもそもなんでこの映画に出演OKしたんだろうとか、ボブ・ホスキンズは何年前からルックスが変わっていないんだろうとか、数々の謎を残しつつ、そのまんま終わっていくのであった。
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ちょっと気になるゲーハー、ジェイソン・ステイサム(いや、パンフレットにもそう書いてあったの…)。高飛び込み競技出身、モデル上がりという特異な経歴は身のこなしに現れていて、他のアクション俳優にない感覚。力の入れ具合とかポーズの取り方なんかが違うんだろうなー、重みが迫力になって面白い←ドルフ・ラングレンとはまた違う(笑)何故だかミョーな色気があるので、常に女性にモテる役。ゴースト・オブ・マーズとかミニミニ大作戦あたり、ギャクにすらなってる(ガイ・リッチー監督作はそもそも作品自体に女っ気がないから…)。
映画自体はまあほれ、リュック・ベッソン脚本のアクション映画だし〜。ちょーっとアクションの撮り方や編集が今イチだったけれど、88分の短尺なのでまあ良いのではないかと。そんな阿呆なというシーンも潔く言い訳していない。黒スーツ、マドレーヌ、クセ者警部とお約束事もそろってきたことだし、元々大義なんてないストーリーなので暇になったらまた撮ってほしい。
10点中7.5点。
イギリス人俳優を使ってフランス人プロデュース脚本監督(数名による)、アクション監督は香港、舞台はマイアミというなんだか笑ってしまう組み合わせの映画であった。
公式サイト
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高島野十郎展へ行ってきました。何故三鷹…?と思いきや、武蔵野の題材の絵もあったりして、文化事業に力を入れているらしい市の思惑と合致したのでしょうか。開催二日目、雨の日曜日の三鷹という条件としては、それなりの入りだったと思います。特に才気走った絵ではありません。しかしながら嘱望された将来を断ち切り(*1)、賞とは無縁のままひたすら描き続け(*2)、昇華し生涯を閉じたそのさまは清々しいです。特に盗作騒動があった今日この頃としては。
会期は2006年6月10日(土)〜7月17日(月・祝)。月曜休館(最終日は開館)。
比べちゃいかんのだけど、日本の風土に合うのはこういった湿度のある写実的、緻密な絵であって、イタリア人画家のスギ氏の絵はあくまでイタリアの地に根差したものであるから、やっぱり盗作の和田氏の絵はピンと来ない〜というか部屋に置いてもなじまない気がする。
(*1)なんかすっごく頭の良い人だったみたいです。東大で3,4年度は特待生、科の首席卒業だって〜。
(*2)とはいえ画商もついていたようですし、いいとこのお坊ちゃんだったようですが。
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| 陽気なギャングの日常と襲撃 伊坂 幸太郎 by G-Tools |
最近の伊坂さんはおっかないところもあるので、「終末のフール」は手が出せずにいた(だって舞台設定がすでにおっかない…)。これはすんなり。ノベルズサイズがぴったりのシリーズにしてくれて嬉しい。章ごとの冒頭につく言葉の解説や、表紙も楽しいし。フランスパン喰って牛乳牛飲してるよ!
一章目と二章目からの趣ががらりとかわるのは、後書きに解説してある通り(そして後書きにあるように、前作のかなり重要なネタばれがあっさり書かれているので順番は守らないと危険)。その一章目は四人組以外の視点で語られていて、これがけっこう楽しい。成瀬(どんな公務員か)、雪子(アルバイトに何をやっているか)がからむ話が好きだなあ。ちらばったエピソードが鮮やかに集束していくあたりはいつもの伊坂作品。他愛のない会話に含まれていたことが当たり前のように重要な鍵になっていくのは、本当に感心する。逆に言えば、韜晦させるのが如何にうまいかということだろうけど。
自分にとってはお楽しみ本なので、このぐらいの雰囲気でまた続きを出してくれればと思う。今回あまり出番のなかった祥子、慎一、タダシくんあたりの様子をみたい。
映画はどうしようか…、くどくない作りだといいんだけど…。
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*second message*さんにTBさせていただきます。雪子についても言及されてます。
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元はと言えばみるともなくみていたTV「堂本兄弟」。ゲストジローラモ氏の出身国、イタリア民謡の「フニクリ・フニクラ」が日本では「鬼のパンツ」として親しまれているとして、番組中で紹介されてました(日本よりのアレンジすぎて、ジローラモ氏はやりにくそうでしたが)。
※こちらの解説が非常にわかりやすいので、リンク&TBさせていただきます。
以来、何故か頭の中に染みついて離れず…、でもイタリア語バージョンは知らないようなものなので、ずっと「はっこう はっこう 鬼ぃのパンツ〜」とリピートしていたのです。罠にはめてやろうと仕掛けたのですが、ツレアイも姉貴も「鬼のパンツ」を知らずに不発(ちょっとした世代の差なんでしょかね?姉になんか、後から『「フニクリ・フニクラ」のこと?確か登山電車の歌でしょ〜』とまっとうに返されっちまいました←声楽をやっている)。
一人寝ても覚めても繰り返し、三日目になって発狂しそうになり探して買って参りました(話題のトゥーランドットも入っているのでちょっと気恥ずかしかった…、じゃあ鬼のパンツ目当てなのかと見破られても困るんだけど)。
![]() | スーパー・ヒッツ! パバロッティ(ルチアーノ) ダルラ カプア ユニバーサルクラシック 1995-04-21 by G-Tools |
素晴らしい高揚感、CMソングかくあるべし。パヴァロッティ氏のCDをこんな経緯で聴くことになるなんて思いもよらなんだです。いやいや、良い買い物でした。
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今更の話ですが、GW。モール信号のようにつーてんつーてんてんとしか休めなかったので、実家へ帰りがてらごくごく近場へ。

駅前はかなりの人出、ツレアイが一度も行ったことのない鶴岡八幡宮をあっさりあきらめ妙本寺に。がらんとして人がいません。居合わせた人たちも思いおもいに座って休憩モード。でも猫はいます!(まんなかやや左下)

にゃーん。うとうと中。

お土産は鎌倉ニュージャーマンの鎌倉カスター。ちょうどTVで放映していたのでハハに「あれってどう?」聞いたところ、「おいしいわよ。(実家最寄り駅の)駅ビルでも売ってるし」。……ありがた味に欠けるなあ。ええ、普通に美味しゅうございました。

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飽きるかなあと思いきや、半年以上手捏ねで焼き続けたのでそろそろ良いのではないかと自分に許可。ネットで評判を調べつつ、なんとなくメーカーの印象がいいのでMK精工のHB100に決定(この商品ページはたいへんあか抜けません。どうにかならんのかいな)。地道に専門的な道を探求しているメーカーって好もしい。改良されたとはいえ賛否両論の捏ねの音は、自分には問題なし。炊飯器と比較したらそりゃあうるさいでしょうが、羽根があって回転する家電製品…、洗濯機を対象にすればぜーんぜん。自分で捏ねる手間をぐりぐり機械でやってくれるのだから、音がするのは当たり前のことの気が。ミックスコールや完了音はかなりけたたましいけど、別室にいた場合を思えば良いのではないかと。
いちばんはじめはHome Bakery まりの部屋さんの食パンレシピで。付録のレシピよりおいしくて失敗しないと評判なので。ここのサイトは惜しみなくレシピや換算表が掲載されているのだけど、なによりびっくりしたのが、管理人のまりまりさんがHP素材集(カラーコードの組み合わせの美しさ)のサイトMariのいろえんぴつと同じ方だということ。ひええ!?……冷静に見てみると両サイトとも、地道な研究の積み重ね、そのレポートというアプローチになっている!なるほど〜。で、パンは夢のように楽ちんに出来上がり。うっかり空気を抜くのを忘れたのでつぶしてしまった失敗、手捏ねのパンより切り分けるのが難しいことが課題。焼き色は、「うすい」で作るのが好みみたい。これからいろいろ試しまする。うきうき。
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| 夜市 恒川 光太郎 by G-Tools |
大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。(〜以下略、Amazon紹介より)
日本ホラー小説 大賞受賞作。まず出だしが素敵なのでこの時点で作者の術中に嵌ったようなものである。夜市の開催を伝えるのが学校蝙蝠なんて言われてしまったら…、もう大期待。邦画ホラーの常套手段である脅かしはなくて、目に映る情景(=映らないはずのものでもある)を淡々と描写、後半に繋がる伏線を丁寧に仕掛けてゆく。とてもよくできたパズルで、大賞の選考委員たちはべた褒め。あんまりぴったりはまるので、自分的には逆に想像の余地がなくて受け容れるだけ(若干平坦な印象)になってしまったのだけど…。
「夜市」だけでなく、併録「風の古道」も素敵な作品。非道な人間が登場し、むごい状況を描きつつも汚らしくならない。ぬれ落ち葉が降り積もった山道を歩くような、闇と風と湿度を間近に感じる文章。友人とのエピソードがもの凄く効いていて、結構な結末なのに、読後感が悪くない。
二作ともかなり出来上がった作品で、作者の方向性がくっきり見えた気もするのだけれど、今後どのように裏切ってくれるのかが楽しみでもある。
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| 古道具 中野商店 川上 弘美 by G-Tools |
『古道具』『骨董』と出てくるとつい品物たちにまつわるお話に期待してしまうのだけど、そういう本ではナイ。曇りと小雨の続くお天気のようなあいまいな空気感でじんわりと進んでゆく。主となるのは現実味の薄い「若者二人の恋愛」「さえない店主と愛人関係」と、あり得るかもしれないけれど「店主の姉と愛人」。とにかく三つともぜったいにしたくない恋愛の形であった。空虚な恋愛に対して、作者の川上さんは男女のからだの交わりについてかなり固執しているようで、行為についての考え方や経験、シチュエーションなどが列挙されていて、モロな描写よりある意味キツイ(他人のセックス観なんて、酒の席でも聞きたいもんじゃないよな〜)。読みやすさのわりに、後味に妙な空しさ重たさが。
で、ネットで探してみると、そんな感想を持った人はあんまりないらしい。ふんわりゆったり淡々とした幸福感…あたりがキーワードのようである。実は「センセイの鞄」を読んだ時にもこの本と同じような感想を持ったのだけど、うがちすぎなんだろうか、自分?
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