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2004年11月30日 (火)

『王妃の館』浅田次郎

王妃の館〈上〉
浅田 次郎

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150万で組まれた、フランス「王妃の館」への宿泊がかなうツアー。
同時に同じ企画を同じ旅行会社から20万で。
二つのツアーは交わってはならないのに、次第にその計画が破綻しはじめる。

かなりの人数の登場人物が、ドタバタしながらも、悩み、苦しみ、そして大団円に辿り着く。
そこにフランスは十四世紀、ルイ十四世まで絡んでくるという…。
浅田さんの照れ屋なペテン師ぶりが発揮されている、
『プリズンホテル』テイストな本です。
比べると、この本の場合は登場人物のおかれた境遇が
自分たちで選択してきた結果ではあるので、理不尽さがさほどでもないように感じます。
浅田次郎≒木戸孝之助≒「遅筆な小説家」が出てきます。
例によって編集者に取り囲まれながら。
これはキャラクター造形がワンパターン、なのではなく、
「小説家」を配置すると、自己投影したキャラになってしまうのではないかと思います。

Diary of 食・飲・読・旅・潜・泊さんへTBさせていただきました。

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2004年11月28日 (日)

セレンディピティ

セレンディピティ
ジョン・キューザック

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NYで「幸せな偶然」から出会った二人。
その出会いは運命か、再び出会えるのか。5ドル紙幣と本に託す。

このblogのタイトルはをここからとったわけではないのですが。
せっかくなので、観てみました。
(わたしの場合、"serendipity"の訳は、
「幸せな偶然」ではなく「偶然に幸福を発見する能力」として覚えていました)

『めぐりあえたら』『天使がくれた時間』あたりを想起させる映画でした。
主役や舞台設定があか抜けすぎているかなあと思っていると、
「彼がハナクソをほじるハゲ男なら諦めもつく」という象徴的な台詞が。
上記二つの映画から生活感を排除していくと、この映画になるのかもしれません。
その狙いの分を補強してくれる何かがあれば、もっと映画のグレードが上がったのかも?

ケイト・ベッキンセールが年代ごとにチェンジしている髪型は、どれも可愛いです。
ジョン・キューザックもスマートな役柄をさらりと演じてます。大人な役者の姿勢。
感じ悪い人やエピソードが出てこないので、最後までふんわり楽しめます。
10点中6点。気分が乗れば7点。
ラスト前、空から降ってくるものを眺めるシーン、淡々と綺麗です。

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2004年11月27日 (土)

PMS

cycletea.jpg

カフェインがイライラを増加させることもあるらしい…。
ハーブティーがいいようなので、あれこれお試し中。
そんな中みつけた、
"Woman's Moon Cycle "(…ってまんまやんけ)

効くかどうかは別として、ガムを溶かしたような味…。
原材料名は、
ブラックコホシュルート、ニワトコエキス、生姜、フェンネル、
シナモン、カモミール、ラズベリーリーフ、カルダモン、西洋ビャクシン、
キャラウェーシード、クローヴ、ブラックペッパー、パセリ、サフラン、麦芽、香料。
納得できるようなできないような。
これらをお茶にしようという発想がスゴイ。

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2004年11月26日 (金)

チアーズ!

チアーズ!
ジェシー・ブラッドフォード

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ウォーターボーイズのチアリーディング&キルスティン・ダンスト版。
(大ざっぱ〜)

話や構成は青春スポーツものの王道。
キルスティン以外のキャストにあまり魅力がないのだけど。
(大学生のカレの「赤いとっくりセーター」と、
 西海岸ハンサムらしき同級生のヒゲの剃り痕が、すごく気になる…)
でもハマればすっごく楽しい映画。
アメリカ西海岸の、突き抜ける青い空の風景が映画にマッチしてる。
日本であまり目にすることのないチアリーディングの実際は見応えあり。
(たぶん本物のチームを使っているんだろう)
キルスティンのスタイルの良さも楽しめる。
10点中7点。
パイレーツ・オブ・カアリビアンより面白い…?
映画の規模から考える効率性ってことで。

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2004年11月25日 (木)

『しゃばけ』畠中恵

しゃばけ
畠中 恵

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江戸時代、大店の若だんな一太郎は、人の目にも映る妖怪や映らない妖怪と共に暮らしている。
ある日殺された職人の男の死体を目撃し、犯人に追い掛けられるはめに。
なんとか逃げ延びたその翌日、死体の首はなくなっていた。

若だんなは蒲柳の質のぼっちゃん。仕える手代二人は妖怪。
向かいの和菓子屋の跡取りは幼馴染み。
それぞれの事情は理由があって、だんだん明らかになっていくのだけど、
なにしろ主人公の一太郎の体力がなくお育ちも良いので、
本全体がのんびりした雰囲気に包まれている。
事件の成り立ちや解決そのものに目新しさはなくて、
人や妖怪が関わっていくありさまが楽しい。
人ではないものが存在することを若だんなだけでなく、
この世界、時代の人たちは前提条件として呑み込んでいる。それがよかった。
続きも出ているので、期待。

*second massage*さんに紹介してもらった本です。ありがとうございました!
Diary of 食・飲・読・旅・潜・泊さんへTBさせていただきました。

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2004年11月24日 (水)

ホリデーチキンサンド

chikinsand.jpg

スターバックスもクリスマス仕様。
クランベリーとオレンジピールの入ったパンに、
チキンはハニーマスタード…かな?
コーヒー禁止なので(脂漏性皮膚炎でございます)、
家のコーヒー豆が切れた時だけ出かけます。
うっかりクリスマスブレンドの試飲をしちゃいましたが。
会社に持ち帰ってミネラルウォーターがお供。

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2004年11月23日 (火)

『つるばら村のパン屋さん』茂市久美子

つるばら村のパン屋さん
茂市 久美子

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児童文学です。つるばら村シリーズとして、4冊出ています。

つるばら村に住む、パン屋のくるみさん。
今はまだ宅配のみだけど、そのうち駅前にお店を構えるぞと夢を持ってます。
人ではないお客さんがやってくるパターンに陥るのかと思いきや、
ライバル店ができたり、気にかかる人ができたり、案外バラエティに富んでます。
なんにしてもくるみさんが心をこめて作る、パンの数々。
はちみつパン、どんぐりのパン、つるばらジャムのパンなどなど、
やわらかそうでおいしそうです。品のいい甘さなんだろうなあと、想像。
パン屋の名前は三日月屋さん。
由来となる三日月パンが、説明があるまでなんのパンだかわかりませんでした。
「うすい羽根を何枚もかさねたような」三日月の形をした、アレでした。
中村悦子さんの挿絵が雰囲気あって好きだったのですが
(絵のかけるだんなさん曰く、
「うまいねー、味があるだけじゃなくて、パースにきちんとのってるよー」なんだそうです)、
ストーリーが分岐した4冊目から違う方の手になってしまって残念。

空猫の読書さんへTBさせていただきました。

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2004年11月22日 (月)

パイレーツ・オブ・カリビアン

パイレーツ・オブ・カリビアン
ジョニー・デップ

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今さらみていないとか言えなくて(別にいいんだけど)、こっそり借りてきました。

評判通り、ジョニー・デップの妙な役は、徹頭徹尾カッコ悪くてよかった。
キーラ・ナイトレイは可愛い。オーランド・ブルームはハンサム。
これだけでだいたい話や動機が成立していた気が…。見目麗しいお二人。
同じカット内で月明かりによる変化が起こる描写や、
小気味良い船同士の攻防など、かっちょいいシーンもありつつ、
アジア圏の器用な殺陣を見慣れている身には、たるい殺陣もありつつ。
ちょっとしたお楽しみにいい映画だった。
10点中7点はつけすぎか…、6.5点。
もうちょっと尺が短かったら良かったかも。

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2004年11月20日 (土)

メロンパン

melonpan.jpg

駅前で売っているメロンパンのお店の、焼きたて。150円也。
最近オープンして、焼き上がり時間には人が並んでます。
ちょうど人が途切れて、まだ残っていたので買ってみました。
会社で差し入れしたら、焼きたてという点が好評でした。
味はフツー(笑)。並ぶほどではないかな。

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2004年11月18日 (木)

落とし物

watami1.jpg

JRのホーム。

watami2.jpg

サンダル一対。

watami3.jpg

あきらかに持ち主のわかる拾得物、JRの対応や如何に?

(ちなみにちょっとみづらい画像だったので、なぞって加工しました)

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2004年11月17日 (水)

『西の善き魔女Ⅰ』荻原規子

西の善き魔女〈1〉セラフィールドの少女
荻原 規子

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天文台の博士である父を持つフィリエル。 女王生誕祭祝日の日、初めての舞踏会へ行く彼女は自分の出生と対峙することになる。

文庫になっていたので、手に取ってみました。シンプルな造りで好ましい。
偏屈な父と勝ち気な村娘、舞踏会、貴族の息子、次期女王の後継争い。
ありきたりでも性別女性にとっては心惹かれてしまう題材なのかしらん。
ぐいっと読めてしまいました。
わりと容赦ない境遇だったり状況だったりするのが、
読者層を拡げる要因なのかもしれません。
版を替えて三度目の出版。幸せな本ですね。
編集の方も嬉しいんだろうなあ。
(『プリズンホテル春』の、編集みどりさんの言葉を思いだしました)
文庫は隔月で出版される模様。
既刊で完結しているノベルズ版で一気に読むこともできるけれど、
のんびり追っかけていこうと思います。
これも大人買いの一種かも…?

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2004年11月16日 (火)

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

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アメリカに住むギリシャ系ファミリーの次女、賞味期限切れ30歳。
ベジタリアンのアメリカ人の恋人と結婚することになって、さーたいへん。な映画。
(30歳女性は賞味期限切れじゃないよぅ!…と遠吠えしてみる)
ほんとは仕事の資料で「チアーズ!」を借りようと思っていたのがレンタル中で、
がんばる女のコつながりでこれにしたのでした。

体験を元に独り芝居→トム・ハンクス夫妻の後押しで映画→口コミで拡大公開
サクセスストーリーはヒロイン役のニア・ヴァルダロス自身のもの。
ブスな店の案内係から脱却した時のあか抜けっぷりはすごい。
ある意味「デンジャラス・ビューティー」のサンドラ・ブロックよりも。

面白い部分もあるのだけど、それが続かなくってちょっとたるい。
キャラクターやシチュエーションの紹介だけで終わっている感があるので、
後日談をTVシリーズで、というのは正解かも。
ヒロインの親の時代錯誤が激しすぎて、
ヒロインが奮闘していてもその成果に共感ができなかった。
奮闘といっても、親やトラボルタ似(笑)の彼に甘えているだけだったりするし。

ウェディングドレス姿をもうちょっと美しくみせてくれたら良かったのになー。
笑えるけれど、××みたいな花嫁よりは、うそっぱちでもカタルシスがある方が嬉しい。
10点中5点。

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2004年11月15日 (月)

ゴースト・オブ・マーズ

ゴースト・オブ・マーズ


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2002年公開作。
監督:ジョン・カーペンター
出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、アイス・キューブ

おや、ジェイソン・ステイサムが出てる。ラッキー。
火星の幽霊と闘う、ってそのまんまですがそれだけの映画です。
もうひどく低予算な映画なのですが。
画面の色調を赤く振って、暗ーく落として、一所懸命ごまかしてけなげ。
KISSなヘビメタゾンビが出てきて、スパスパ首をちょんぎってます。
全体ののんびりいきあたりばったり感がなんとも言えません。
でもこれでカーペンター監督の評価が下がるとも思えない…。
面白い存在の監督だなあ。
途中ベケベケいってる音楽は監督作なんだろうか…。
ハリポタより面白かったです。えぇ〜?
ナターシャ・ヘンストリッジ、好きなのだ。
見たことあるなあと思っていたら、
女の子の新人は、「パラサイト」に出てた子でした。
散漫な感想ですが、映画もこんな感じです。
10点中5点。

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2004年11月13日 (土)

『触神仏』北森鴻

syokusinbutu.jpg
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<蓮丈那智のフィールドファイル2>の副題有り。したがって続き。

民俗学の仮説を立てた上、ミステリを絡ませるって、
どれだけ大変なことなんだろう…。えーと、二度手間?(語彙がない)
学者が探求するに足らない仮説といっても、
少なくとも一般人にはそんな知識すらありません。
だいだらぼっちの通説も初めて知りました。。ふ〜ん。

ミクニのへたれっぷりがどうにもおかしい。
本当に研究者として見込みがあるのか、危ぶんでしまいます。
「悪いが君の後には着いていけないよ」。
反対に、狐目の株が上がる本です。
キャラ>民俗学>謎解き、でした。

感想という名の茶飲みばなしさんへTBさせていただきました。

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2004年11月11日 (木)

『ささやかな魔法の物語』村山早紀

sasayaka.jpg
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曾祖父の時代から続くカフェかもめ亭。
おいしいお茶をいれてくれる若い女性のオーナーに、
訪れた客が問わず語りに話を始める。

児童文学です。村山さんの作品の中では若干大人向けのつくりなんだそうです。
不粋を承知で云うと、立原えりかさんや熊井明子さんを思い出します。
基本的にはタイトル通り、魔法使いではない人が、ささやかに魔法を起こしたお話。
オーナー自身の物語が語られるのはラストの一遍のほんの少し。
シリーズになって、もっと多くのエピソードを読めれば嬉しいな。

空猫の読書さんへTBさせていただきました。

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2004年11月10日 (水)

このところ

たいそう落ち込んでおりました。
日曜日なんかはなーんにもする気になれず、
ただただソファにめり込んで一日をやり過ごしていたのです。
(だんなさんは仕事でいなかった)
まえーにこっぴどい失恋をしたことがあって、
その時は実家に帰り、一日台所の床を磨いてました。
これって生産性だけはあるわけで、
どちらがよりひどい精神状態なのか、微妙。
今回は本を読む気にすらなれませんでした。
脱却した時に、床が綺麗になっているのなら、その方がマシか…。
一日無為に過ごした後悔だけが残ります。只今なんとか浮上中。

あ、何もオチがない…。
ちなみに床を磨くのに使った洗剤はコレ。
orangex.jpgorangeXのサイト

ハンズやロフトで売ってます。油汚れもよく落ちます。
失恋には、日にち薬と男薬(『サードガール』西村しのぶ)。

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2004年11月 9日 (火)

『桜宵』北森鴻

sakurayoi.jpg 
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『花の下にて春死なむ』続き…というか、連作継続中。

前作ほどの緊迫感、重たさはなくなってました。
登場人物がゆる〜く繋がっているので、そこがお楽しみかも。
(しかし七緒さんの結論は流されていた…というよりそれが結論?)
プロフェッショナルバーのマスターのキャラクター、
ゴツくて繊細な男性ってなんか好きだなあ。
工藤さんとの友情…?関係は、羨ましいような感じです。
謎解きより、やっぱり料理がメインになっちゃう本ではあります。
工藤さんが料理を作ってくれるお店があるのなら、
通いつめます。(ほぼ下戸なんだけども)
三作目は『螢坂』です。

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2004年11月 8日 (月)

『メインディッシュ』北森鴻

maindish.jpg

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なんとか黒字経営の小劇団の看板女優「ねこ」。
彼女が雪の日に拾った「ミケ」さんと暮らすうち、
偶然がかけあわさり、過去の事件を呼び起こす。

ミケさんは料理上手な男なのです。
ねこが連れて帰ってくる劇団員たちにふるまうごちそうのおいしそうなこと。
それぞれ登場人物に個性はあるのですが、料理の前には霞む…。
事件自体も「偶然」がちょっと都合良くて、やっぱり霞む。
料理と、妙に乙女ちっくなねこさんを微笑ましく眺めているうちに本が終わります。
ほのぼの。

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ハリー・ポッターと賢者の石

実は読んだことも観たこともない、と云ったら、
友だちが映画のDVDを貸してくれました。

さすが、魔法学校側の役者さんたちはみんな良いですね。
子役もどんぴしゃなキャスティング。
ハーマイオニー、三作目ではすっかり大人っぽくなっているようで、
成長過程を見守るのも楽しみの一つになりそう。
日本人にはちょっといない、もさもさの髪の毛といい、可愛い〜。
(あれ、ブロンドをわざわざ染めているんだそうですね)

映画自体はあまり面白くなかったです。
素材のまんまお皿に盛った感じ。勿体ないなあ…。
最優秀療賞の発表のシーン、
あの順位の発表のやり方はどうなんでしょうか、校長先生。
肩透かしをくらった生徒は、教育者不信におちいるのでは…。
原作はどうなってるのかな?
10点中4点(ほんと調理不足)。

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2004年11月 7日 (日)

『シルバーレイクの岸辺で』ローラ・インガルス・ワイルダー

ingulls.jpg
 Amazon(画像とタイトルが違います…画像は『プラム・クリークの土手で』。色が綺麗で可愛くて好き)
TB企画 「食欲の秋? おいしそうな食べ物が出てくる本を教えて!」本好きPeopleさんからのお題です。
インガルス一家の物語シリーズは、いろいろなことを知った本でした。
百年ほど前のお話だから、日々の関心ごとは衣食住に直結していて、
それぞれの描写は執念深いほどのためか、記憶に焼きつきます。
ピクルス、メープルシロップ、コーンミール、オートミール、エッグノック…。
子供には耳覚えがないものばかり。成長するにつれ、実物にお目にかかるたびにひそかに感動してました。
鹿の肉、熊のもも肉、豚のしっぽ焼き、むくどりのパイ、うさぎのローストなんかはいまだに食べてません(笑)
西部開拓時代、ローラたちも大きな森(ウィスコンシン)から南下、さらに西へと移動していきます。
それぞれの土地で厳しい暮らしをしていく途中、
『シルバーレイクの岸辺で』(サウスダコタ)では、一冬を「開拓技師の小屋」で過ごします。
備蓄された食料や、土地での狩猟が恵まれていて、
比較的穏やかで豊かな冬を楽しんでいる様子が温かく、シリーズ中特に好きな本でした。

今にして思うと、なんでニューヨークの豪農の息子のアルマンゾが、
サウスダコタまでお兄さんと移動しているんだろうとか、
インガルス一家ってアイルランド系だったのかなあとか。
(解説本も読んだこともありましたが、これは余計。物語にとどめておくのがいいデス)
ここ1〜2年で、福音館からシリーズ前半5巻までが、文庫で出版されています。
読み返すにはお手頃です。
それはそうと、訳者が違うと本の雰囲気が変わる、
このことを実感した初めての本でした。同じ体験の方、さぞかし多いことでしょう。
挿絵はガース・ウィリアムズで読みたいし、という葛藤と共に…。

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2004年11月 5日 (金)

料理

ken-wasyoku.jpg
Amazon

「suminiyaさん、料理は得意?」と男性に聞かれたことがあります。
「得意ってことはないですね」と返事。
日が経ってその人と会話すると、得意でない→料理できない→その人自身と同じレベル
→「相変わらず外食ばっかなの〜?」になってました。
ぽかーん。しばらく意味がわからなかったよ…。
しないわけじゃないよ〜。得意だなんて、
『木曜組曲』のえい子や『香菜里屋(かなりや)』の工藤のレベルでないと、
恥ずかしくて言えないんだよ〜。
(そういえば『木曜組曲』に「ビーフストロガノフが得意料理の法則」もあったな…)

いっつも時間がないので簡単なもの基本。
ケンタロウ氏のレシピは重宝してます。
ケンタロウさんのblog。ここのマイフォトにもレシピが載ってます。
そしてネットであちこちウロウロして自分の身の丈にあったものを探して試してます。
すごーくお料理上手な人の簡単レシピは単純にオイシイ。

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2004年11月 4日 (木)

参加

本好きPeopleさんに登録していただきました。
blogの使い方と共に四苦八苦。
でも楽しそうです。
それにしてもMac使いは不自由なことよ…。
(知識があればそんなことないんでしょうけど。半端だから…)

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2004年11月 3日 (水)

『木曜組曲』恩田陸

木曜組曲
恩田 陸
4198917590

四年前に事故死した、女流耽美小説作家。
彼女に関わりを持つ五人の女性が彼女の暮らしていた館に集まり、
そして死にまつわる謎が話題となる。

身内同然の女五人が集まって、飲む、食べる、喋る。それが楽しい本。
なかでも、「スパゲティを茹でる男」の法則、これがおかしくって。
生半可に料理ができると自負し、特にトマト系の料理を得意とする男は危ないと。
うんうん。そうかもー。
この段落、木曜日の夜・3は賑やか。
男性読者はどう受け止めたのかなあ。
恩田さんの本の中では、わりと謎解き
要素が強いように思う。

葉兎の本棚さんへTBさせていただきました。

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2004年11月 2日 (火)

『花の下にて春死なむ』北森鴻

hananosita.jpg

ビアバー「香菜里屋(かなりや)」に訪れる人々の日常と事件を
魔法仕立ての料理を提供する、マスターの工藤が見つめる、連作ミステリー。

三作まで出ている状態で読み始めたので、お得な気分。
まだまだ楽しみが持続できそう。
この本の場合、「過去との対峙」がポイントかな?
本文中に池波正太郎さんを思い起こさせる記述が数カ所出てきて、
終いにはお名前まで登場するので、北森さんはファンなのねって。
(と思っていたら、別の本『メインディッシュ』は
 エッセイそのものが引用されていて謎解きになってました)

*second massage*さんへTBさせていただきました。

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2004年11月 1日 (月)

チャーリーズエンジェル フルスロットル

映画館で見損なっていたので、借りて観ました。
キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ドリュー・バリモア。
ロバート・パトリック、バーニー・マック、ルーク・ウィルソン、マット・ルブラン。
ブルース・ウィリス、デミ・ムーア。
わたしにとっては結構嬉しいキャスティング。
あれー、なんか今イチだぞー。
1はもっと面白かったのに。監督McGどうしたの?
CGの使い方、色調のコントロールが特に悪のりしすぎ。
…疲れてしまいました。
10点中4点。
なんだかんだでエンジェルたちが可愛いから。
でも前作はもっと可愛く撮られてたと思うぞ。
あと、80〜90年代ロックの曲の入り方に、時々笑ってしまった。

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