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2005年1月 8日 (土)

『くらのかみ』小野不由美

くらのかみ
小野 不由美

by G-Tools

後継者を決めるために集った親族たち。候補者の食事に毒ゼリが混入される事件が起こる。
そこに現れた座敷童子はいったい誰なのか?

函入りの本、挿絵は村上勉氏で、郷愁を誘う。
(わたしが持っている村上勉氏挿絵の
『誰も知らない小さな国』佐藤さとる は函入りです)

伝承や謎解きに重みが感じられず、拍子抜け。
あっさりさくさく話が進み、すいすい読み終えてしまった。
事件や行動が安易に理由づけされてしまうので、緊迫感がない。
不条理さの象徴、座敷童子の扱いがおざなりで勿体なかった。
子供向け本だとしたらなおのこと、半端をせずに、
いっそトラウマになっちゃうぐらい怖ーい話にしても良かったような。
(子供の頃、『怪人二十面相』江戸川乱歩 の背表紙が怖くて読めなかったものです…)

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コメント

いいぞ座敷童子!と最初は思うのですけど、どっちつかずというか、あれ?と思う話になってしまったのが残念なんですよね。
個人的には、はやく十二国記を書いて欲しいです。

投稿: hinemosu_1 | 2005年1月10日 (月) 14時14分

hinemosu_1さん
あんまり怖くしないように、という配慮だったのかなあと?
座敷童子の登場した意味が、薄かったです。
ええ、十二国記ですよ!戴国をどうにかしてください…!
あんな酷いこと、よく思いつきますよね(笑)

投稿: suminiya | 2005年1月10日 (月) 17時13分

そうなんですよー。座敷童子、とりあえず言葉だけのような気が・・・ちょっと子供用でも大人用でもない中途半端な感じですよねー。

投稿: kumanomi_s | 2005年1月11日 (火) 16時08分

他の本の、読むのが重た〜くなってくる圧迫感がなかったです。
旧家、後継者争い、食中毒、そして座敷童子!と素晴らしい(笑)道具立てなのに…。
逆に、小野さんでもこんなことあるのかという驚きでしたが。

投稿: suminiya | 2005年1月12日 (水) 02時33分

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