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2005年2月28日 (月)

村内美術館

murauti

東京都八王子市郊外にある、村内美術館に行ってきました。
家具屋さんの一郭にある美術館で、バルビゾン派、印象派を多く所蔵してます。
元々は村内会長の個人の収集だったものを公開しているわけですが、
投資目的というより、個人的趣味が色濃く出ていて好感が持てます。
ミレー、コロー、クールベ、ルソー、ルノワールなどの
高名な画家の絵画も、全て常設展示されています(貸し出し中のものもありますが)。
夜中、再放送されていたNHKの「迷宮美術館SP 西洋絵画の旅(再放送)」を観ていて、
行ってみようかと。家具ショップを利用したことがあったので、とっつきやすかったのもあります。
放映後の日曜は混んでいるかも、という心配をよそに、
なんとわたしとツレアイの貸し切りでした。堪能〜。
画家名失念しましたが、商人のお嬢さんの肖像画が素敵でした。
意外とコローが好きだったという事実も確認。
入場料は¥600。十年前に発行した図録の値段が落ちて¥2,000
(函入り、パラフィン紙がけです)。なんだかおトク感でほくほくでした。

なかなか遠いところにあるので、気軽には行けませんが、
併設(?)の延床面積13,500平方メートルの巨大家具ショップ
(ネットショップで検討していたものが、ことごとく揃っていました)、
若向けのOKAYブランドもあり、
やっぱり会長の趣味が高じたらしいBMW正規代理店のショールームも見応えあります。
中古車販売もしているので、ずらーっと屋外にBMWが!
MINIもたくさん展示されていて、楽しいです。
ドライブがてら訪問するにはいいかも。

雨の日の日曜日は・・・さんにTBさせていただきました。

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2005年2月26日 (土)

『夜光曲』田中芳樹

薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲
田中 芳樹 垣野内 成美

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Amazonの紹介、作者名が連名になってる…(笑)
今回は祥伝社からの発行。
なんだろう、出版社に義理を欠いた田中さんが、
ちょっと間を持たせるためのシリーズになってるとか?

相変わらずなので、四十五分ぐらいで読める。
たぶん作者も読者もそのつもりのはずなので、問題なし。

以下、『巴里・妖都変』からの引用。ノベルズ版の88ページ目。

「岸本のやつが二度と戻って来なくても、あたしはべつに痛痒を感じないわよ」
 涼子は私に視線を向けた。
「泉田クンはどう思う?」
「そうですね……」
 慎重に、私は言葉を選んだ。
「生きていればうれしい、ということもありませんが、殺されたりしていれば、やはりかわいそうですね」
「つまり……」

わたしの中では、このやりとり、「……」の部分が最高傑作。
これを越えるものを今後に期待。
片仮名に開くのは、「木っ端役人」→「コッパ役人」が第一位。

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2005年2月24日 (木)

ティーケトル

お仕事終了。つ、つらかった…。
ここ十日間ぐらいは不規則極まれり。
後輩ちゃんと取り返しのつかないひどい喧嘩はするし、最悪。
もう終わったことなので、楽しいことだけ考えよう。

コーヒーが大好きなのだけど、アレルギー性の皮膚炎のせいで、
あんまり飲めない。なので一年ぐらい前から紅茶を飲むようになった。
少量のお湯を沸かすのにちょうどいいケトルを探していて、
あれやこれやと探し、目にとまったのは、OXOのケトル(アイボリー)や、同じくグリーン
あいまい色がいいなあ。傾けると、注ぎ口が開くのだ。
でも実際に手に取ると、お茶をいれるだけには大きくて(2.35L)重い。

これが小さくって可愛い。
ル・クルーゼのピッコロティーケトル白(1L)。
もある。
しかし、ケトルに¥9,900(諸費用別)って!
ル・クルーゼの鍋すら持っていないのに、ケトルを買うってのもどうなんだろ。
(初めて買ったバーバリー商品が、「靴下」だったぐらいの邪道っぷりの気がする)
在庫切れだし。入荷のお知らせだけ頼んでおこう…。

そして数日前、始発でよろよろ仕事から帰ってきたところに入荷のご案内メールが。
景気づけにクリック!昼夜逆転にだっていいことがあるのさー
(朝の六時半すぎにメールが来て、七時には注文していた)。
ちょうど仕事の終わった今日、届いた。ご褒美だーい。

piccolo

この後、シールをはがして使ってみた。
へんてこデザインにもちゃんと意味があり、もちやすく注ぎやすい。
すでに白、青は引き続きの欠品の模様。
でろでろになって仕事したかいがあったことよ。
これからは、仕事が終わるごとにケトルを買おう(ウソ)。

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2005年2月23日 (水)

『ランチタイム・ブルー』永井するみ

ランチタイム・ブルー
永井 するみ

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29歳。独身。転職したて。
駆け出しインテリア・コーティネーターの行く先に事件あり!
新感覚<オフィス内外>ミステリー!
(文庫本帯より。解説「酒井順子」(負け犬の遠吠え、未読)の方が作者名よりでかいぞ)

1999年に刊行された本の文庫化。題材がこのところの世相にあってるのかしらん。

続きを読む "『ランチタイム・ブルー』永井するみ"

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2005年2月21日 (月)

『五人姉妹』菅 浩江

五人姉妹
菅 浩江

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あまりSFは得意ではないのに、つい『永遠の森』の後日談というものだから…。
(後日談というほどでもなかった。同じ世界観のお話で、通りすがりに彼らがでてくる)
論理に裏打ちされた不条理(…?)が苦手。
そういったお話が完璧に展開されると、ブルーになってしまう。
何遍か入っていて、反駁の余地なくブルー。
腑に落ちてしまうので、ブルー。

一方、『ホールド・ミー・タイド』のような、
完璧なラブストーリーも入っていて、幸せ気分になる。
ネット世界に浸かった女性のお話なのだけど、
いきなり勤め先が「武蔵境」なんて見知った地名が出されると、
おぉっと。そういえば菅さんはこちら方面に由縁がある人のような気がする。
辛い恋(いや、そんな辛くないと思うけどな?)を諦めようとする過程が凄くて、
女性にしか書けない発想だと思う。生理の違いだからね。

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2005年2月18日 (金)

『富豪刑事』筒井康隆

富豪刑事
筒井 康隆

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*second massage*さんで紹介されていて、
実は筒井康隆氏の著作ってほとんど読んだことがないなあと。
TVドラマになっていることもあって、書店では平積み。いいきっかけだった。
とんでもない富豪の息子である刑事が、私財で事件の解決を導いていく過程を
ひょうひょうとした文体で綴っている。
捜査のために起業して、不相応なぐらいの一流どころを呼び寄せ、
そのみんながほいほいと喜んでやってくるお話が楽しい。

それぞれ面白くて、文章のあかぬけ具合、手法の凝り方の嫌みがない。
筒井さんはこれを二十年以上前に書いてたのかー。
そりゃー断筆もするよね、と何故か納得。頭の良い人って大変。
この本の優れている部分を書き出した解説が、とてもわかりやすい
(いや、だから解説なんだけども)。

挿絵が星新一さんの本で親しんだ真鍋博氏で、懐かしかった。
…というか、筒井さんとは定番コンビなのね。

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2005年2月13日 (日)

ガトー・ショコラ・フォンデュ

chococake2

バレンタインのチョコレート。
あらかじめ用意しておいたGODIVAのチョコを
ツレアイに発見されてしまったので、
*食卓から愛を込めて++Dinning++さんで紹介されていたレシピで作ってみました。
ケーキを焼いたのは実に十数年ぶり(笑)。すっごく緊張しました。
オーブンレンジくんも、眠っていた機能を突然呼び起こされ、
さぞかしびっくりしたことでしょう。

三週間休みなし、仕事が半端なく忙しいので、当日は無理。
土曜の夜中に仕事から帰ってから焼き始め、
朝方帰ってきた(し、しごとで…。おかしな夫婦だ)ツレアイを驚かすことができました。
膨らみが足りないけれど、まあ形になったということで良しとします。
甘さ控えめな、完璧レシピです。後は腕ですね…。

カードは、一目で気にいって買ったもの。
Made in Israel だそうです。へぇ?

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2005年2月11日 (金)

ROYCE'

godiva

バレンタイン間近。
北海道にしか直営店のないROYCE'が、本州にも出店してくれるのが嬉しい。
「生チョコ」って、ROYCE'の造語なんだそう
(「生ビール」があるんだから、あたりかららしい)。
生チョコシリーズの月ごとの限定品、四月のバナナがおいしかったなー。

写真はグランマニエとシャンパン。当日には売り切れちゃう。
「バレンタインのシール、つけましょうか?」と店員さん。
自分用とも言えず、「ハイ…」。
(毎年のことなんだけど、シールは今年初めて言われた気がする)

手前はGODIVA、今年のバレンタインシリーズのパッケージ、可愛い。

ROYCE'

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2005年2月 9日 (水)

『Twelve Y.O.』福井 晴敏

Twelve Y.O.
福井 晴敏

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『亡国のイージス』→『川の深さは…』→『Twelve Y.O.』という、
いかにも目についた順に読んでしまったのだけど、やはり執筆順の方が良さそう。
『川の深さは』→『Twelve Y.O.』→『亡国のイージス』
(→『終戦のローレライ』→『6ステイン』とガンダム)。
今回は平バージョンか(仙石バージョンと桃山バージョンがある)、
と勝手に思って読むと、同じじゃん、などと思わずに済みます。
執筆順1に続き、2のタイトルも良いですね。
『川の深さは』『Twelve Y.O.』二作続けて乱歩賞に応募した
福井晴敏氏は、思えばずいぶん挑戦的な人…。

情報量のわりに、さくっと読めました。
刊行されるごとに追っかける作家さんになりそうです。

映画は、『ローレライ』が良さそうです。
キャストはいかにもだけど、仙石が真田広之の『亡国〜』よりは…。

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2005年2月 8日 (火)

ドラムライン

ドラムライン


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「チアーズ!」のマーチングバンドバージョンといったところ。
ただし、主役の男の子にキルスティン・ダンストほどの魅力がないかな。
まあ、才能のあまり傲慢、な役柄だから…(なので、挫折後は少し可愛くなる)。
そして若者の恋はイージーだのー。

日本ではまずみられることのないマーチングバンドの規模は迫力。
10点中6点。
なにかもう一つ音楽のシーンが食い足りない気がする。
演出が型通りすぎるんだろうな。
でも題材の良さで一見の価値有り。

才能のある黒人の少年が、破格の待遇で進学。
人々との交流と、挫折、恋。思えば同じ題材を用いた映画。

小説家を見つけたら
ショーン・コネリー

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おさすがのガス・ヴァン・サント監督作。
青春映画の素材はエッセンスとしてしか使っていない。
抑制のきいた、穏やかで雰囲気のある画面。
会話にウィットがあり、過剰な演技がない。
さりげないけれど、色彩センスがとっても好み。佳作です。

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2005年2月 6日 (日)

『レインレイン・ボウ』加納朋子

レインレイン・ボウ
加納 朋子

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『月曜日の水玉模様』の片桐陶子が登場する、連作短編。
ただし、主軸になるのはもう亡くなってしまった人。
七人(七色)の女性は共感できるばかりではないのがリアル。
ミステリというほどの謎立てになっていないものが多い。
提示される可能性が少なすぎて、こじつけっぽく感じられる。
そんな中で、「藍」のお話がお気に入り。
キャラクターがいいし、「こんなもんでしょ」と納得できた。
…それに食べ物がでてくる話って好きなのだ。

続編ではないのだけど、旧知の人物がちらほら顔を出して、
しっかりその存在を示してくれるのもお楽しみ。
陶子も印象的で、良い役回りだった。
次も「7」にこだわったもので出るのかしらん。

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2005年2月 5日 (土)

Mr.インクレディブル

普通に楽しい映画だった。
アニメーションでないと作れない映画だし、
3DCGのバランスも凝り過ぎず押さえてあって好感。
(セーターや髪の質感がなかなかのものだったけど、押しつけ感なし)
10点中7点。
脚本もよくできていると思う。もうちょっとはっちゃけてても良かったかな。
悪玉ロボットの存在感が薄かった。決め技がないせい(ストーリー上仕方ないけど)?
字幕版で観たのだけど、サミュエル・L・ジャクソンはまんまだった…。
そろそろ公開が終わる館も。

最初についている短編はいらないなあ。
キャラに魅力がないし、ありきたりでタイクツ。
(…あ、でもお子さんにはぴょんぴょんが楽しいのかも)
公式サイト

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2005年2月 1日 (火)

カンフーハッスル

チャウ・シンチーの侠気(笑)を感じる映画。
のっけから、「サッカーなんかやめだ!」と言われてしまうので…。
あ、そういう心づもりでいればいいのね、と。
見た目のキタナい男女ばかりが登場し、泥臭くてベタなギャグが続く。
くるぞ、とわかっているのに笑ってしまう。
武道を嗜む俳優たちの殺陣は、素晴らしい。
好みかどうかだけで言うと、
10点中6点。
前半、あまりにもチャウ・シンチーに魅力がないんだもん…。
ストーリー上、仕方がないとは言え。
あそこまで落ちぶれられるのも凄いんだけども。
(路面電車に乗って、アイスを垂らしながら悪態をついてるところとか、可愛い)

公式サイト

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