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2005年4月14日 (木)

『午前の光』獣木野生

パーム (27)
獣木野生

1984年から雑誌掲載が始まったパームシリーズ(マンガです)、27巻。

同シリーズ星の歴史―殺人衝動 (2)にこんな台詞が出てくる。
「死は突然飛来する
 テロリストのようにね
 日常的で平和な世界に なんの前ぶれもなく 
 納得できる理由もなく 
 ──無差別に」

無性にこれを思いだしたのは、作家景山民夫氏が亡くなった時だった。
突然の、火災による事故だった。
なんとなくいつかは…、そして作品もまた…、と思っていた。
そんなあやふやな願いは、死によって絶たれてしまう。

こんな台詞を書いていたのに、パームシリーズは
前エピソードを終えて四年ほど休載していた。
ようやく再開し、27巻目の単行本としてまとまった。
巷では、グイン・サーガの完結しなかった100巻目が刊行されている。
(ちなみに早い時期に挫折。
 加藤直之氏の手による大層醜い人物の表紙の巻だった…)
長いシリーズを抱えている作家さんには、とにかく書き続けていてほしい。
作品は読者のためのものではないとしても、勝手にそう願っている。
次回作のめどもたたず待たされる身は、歯痒く辛い。

池波正太郎氏の心残りであろう(ご病気でした)
完結が果たせなかった、藤枝梅安シリーズ、鬼平犯科帳シリーズの
最後のエピソードはせつなくて、一度しか読んでいない。

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コメント

パームとは懐かしいですね。私も最初のうちはおっていたのですが、最近読んでなかったです(そしていつの間にかペンネームが変わっている・・・^^;)
ちなみに私もグインサーガ20巻くらいで挫折組です(笑)

投稿: kumanomi_s | 2005年4月14日 (木) 14時37分

グインサーガは二巻で挫折した私です。
夢枕某とか菊池某のとあるシリーズ物は追いかけていましが・・・やっぱり先が見えないのはつらいですよね。
すっかり忘れた頃に本屋で見つけるのも楽しみではあるのですけどね。

投稿: ボルシチ | 2005年4月15日 (金) 18時17分

kumanomi_sさん
そう、まだやってます。パームも。
(考えてみたらちっとも感想書いてませんね)
終わった頃にまとめて読むのがいいかもしれません。
作者の方もいろいろあったようですが、
作品だけサクっと楽しみたいものです。
グインもまだまだ続くようです。
「ダ・ヴィンチ」で、この先同じくらいかかるかもーと(笑)

投稿: suminiya | 2005年4月16日 (土) 17時18分

ボルシチさん
朝日ソノラマのアレでしょうか?
黄緑色の背表紙だった頃、読んでましたね〜。
一話完結なので、だいたいの謎が入っている1巻と、
決着がつく最終巻を読めばいいのかな…、
というのは、乱暴すぎ?

投稿: suminiya | 2005年4月16日 (土) 17時22分

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