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2005年6月 4日 (土)

『図書室の海』恩田 陸

図書室の海
恩田 陸
4103971045

なんとなく、長編か連作短編かと思っていて、二作目を読み始めてようやく気づいた。短編集だった。
水野理瀬の短編、「夜のピクニック」の予告にあたる短編、「六番目の小夜子」の秋の姉、夏が主人公の短編が収められているので、出来不出来以前に愛着心がなだめられる。

どこかで会ったような光景だよなあと思いつつ、流れていく河を見送っていくような印象。
始まったところで終わってしまう話が多いのよ…、せめて海に辿り着くところまでみせてほしいんだけど。
…と、以前恩田さんがインタビューで語っていた、「話は開いたまま終わらせるようにしている」を思いだし、ディテールルだけでまんまと読まされてしまった自分に気づくのであった。くぅ。

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コメント

こんにちは。
「図書室の海」読了したのでTBさせて頂きました。

私は最近恩田さんの作品は新刊どころか文庫化されたものもなかなか追いついていないような状況なのですが、それでもこの中に書いてある「予感」や「気配」にワクワクしてしまいます。
…却って基を知らないからそう思ってしまう部分もあるのかな?(笑)

投稿: tako | 2005年7月10日 (日) 10時06分

takoさん

TBありがとうございます♪
恩田さんはもっぱら文庫買いだったので、わたしも追いついていない方です。
気配のワクワクの次に続きが読めるのって幸せですよね。
『夜のピクニック』が早く読みたいです。

「夏」の設定が意外でした。この後に『象と耳鳴り』の夏がいると思うと、嬉しいですね。

投稿: suminiya | 2005年7月12日 (火) 03時54分

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図書室の海 恩田 陸 著者初のノン・シリーズ短篇集。 『六番目の小夜子』の番外編である表題作を始め、『春よ、こい』『茶色の小壜』『イサオ・オサリヴァン [続きを読む]

受信: 2005年7月10日 (日) 09時56分

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