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2005年9月30日 (金)

ノー・エスケイプ

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レイ・リオッタ マーティン・キャンベル ランス・ヘンリクセン

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マーティン・キャンベル監督作。近未来脱獄もの…?
孤島に送られた囚人たちが野蛮チーム(もちろんメタルコスチューム)と文明チーム(イメージ=モーゼ)に分かれて生存競争。微妙なバランスが崩れ始めた頃、ツメの甘い一匹狼の主人公レイ・リオッタがやってくる。
この作品で「007/ゴールデンアイ」の監督に抜擢されただけあって、キワもの作品のわりにそこそこ真面目な作り。冒頭のインサートカット(炎のイメージ)にちゃんと理由づけがあったり、ちりばめられた伏線が無駄な説明を排した映像で生かされたり。それなりに登場人物の背景も描かれる。
ただ、それぞれに深みがあるかというと…そうでもないけど。アクションシーンになると、「ここはきっちり」「段取り」「ここで意外性!」的計算がみられておかしい。
囚人たちの島での話なので、全体を通して敗北感の漂う気だるい空気。そして役者が地味だ。常にガーとかグオーとか言っている野蛮人ボスもどこか間抜け(むしろ頭が悪い)。
ヤローばっかりの映画だから、余計な女性が出て邪魔になるのも困るけれど(現実的に考えると大変なことになるし。犯罪大勃発だろう)、せめてフェロモンむんむん俳優が一人でも出ていた方が良かったような…。孤高の存在ランス・ヘンリクセンが救いだった。
10点中6点。
ちょっと思ったのはマーティン・キャンベル監督は、瞳の色の薄い人が好きなのかもしれないということ。
「007/ゴールデンアイ」「バーティカルリミット」にキャスティングされているポーランドの歌手イザベラ・スコルプコ(すっげえ好み)もそうだし、髪、肌、瞳の配色に印象的なひとが多い。

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2005年9月28日 (水)

新江ノ島水族館のみなぞうくん

妹さんのもうひとつのリクエスト、みなぞうくん。
また知らないので焦る。新江ノ島水族館は江ノ島水族館の時代から行ったことがないのだ。
鎌倉から江の電に乗ってのんびり江ノ島へ。駅からは徒歩10分ぐらい。
ミナミゾウアザラシのみなぞう(美男象…ハンサムだから)くんはとにかくでかい。
2tもあるアザラシの姿は想像を遥かに上回る。

minazou

周りに浮いてるのはシシャモではない!ゴマフアザラシなのだ!
いや、見に行って良かった。イルカのショーも楽しかった。

帰りは徒歩二分の小田急線の片瀬江ノ島駅から藤沢に出て、東海道線に乗り換えて東京方面へ。
東京=横浜=鎌倉は実はかなり近い。東京から鎌倉まで電車で一時間てとこかな。

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2005年9月27日 (火)

イル・ド・ショコラ

ileduchocolat

鎌倉のチョコレートショップ、イル・ド・ショコラ
メルヘンな外観を入った正面にはケーキが並んでいるので、ケーキ屋さんがチョコも売っていると思っている人は多いのではなかろうか?実際、同行の妹さんたちはケーキに惹かれていた。
ここのチョコはJALのファーストクラスで機内食として出されるものらしいのだけど、その機会を待つよりはここで購入した方が手っ取り早い。北海道へのお土産としてお持ち帰り。しかーし、北海道は美味しいチョコがたくさんあるのではたしてありがた味があるのかどうか。日本のチョコらしく優しい口あたりで、わたしは好き(いや、それは北海道のチョコも同じだな)。

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2005年9月26日 (月)

本覚寺のにぎり福

nigirihuku

連休中、ライブ目当てにツレアイ妹さんたちが上京。
ついでの観光、どこに行きたい?
「鎌倉本覚寺のにぎり福が欲しい」
ぐ、ぐたいてき。
と言うか聞いたことないんだけど、二十数年相模の国に住んでいたワタシ…。
(ちなみに実家の家族も知らんかった)

調べてみると、郷土玩具の杜さんに紹介が。ふーん。
一つずつ大きさが違うので、うちのハハにはいちばんでかい「健」を。手描きの顔を選ぶのも楽しい。
鎌倉は狭い土地のあちこちにお寺が点在。その中では比較的駅に近い場所。
もし気に留まったなら、大した距離ではないのでどうぞ。

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2005年9月23日 (金)

ボーンコレクター

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デンゼル・ワシントン フィリップ・ノイス アンジェリーナ・ジョリー

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捜査中の事故によって両肩から上、右手人差し指以外を麻痺した天才捜査官と、彼によって見出された女性警官が、連続する猟奇殺人の解決を努める。

デンゼル・ワシントンは役柄の割に力みが見られず、自然な演技。アンジェリーナ・ジョリーは元モデルの警察官。ストイックな制服に重みのある装備をつけたあのスタイル、唇は本編中に言われていたように「ワーオ!」。ドレス姿セクシー!以上、最大の見所だ!

フィリップ・ノイス監督のジャック・ライアンシリーズが好きだ。積み重ねアクションの見応えと語らない間(ま)で話を進めるテンポがいい。この作品はアクションも説明もそつなくはあるけれど、間があまり生かされていない感じ。
犯人の正体が金田一少年の事件簿方式(それまで語られていなかった、実はウン年前の出来事って反則技)なのが痛い。タイトルから想像してしまうより、犯人はあまり骨に執着を見せず単に見立て殺人なのも拍子抜け。その題材自体が魅力的でないことも…。
10点中6.5点。それなり。

お?と思ったのは、遺留品のアスベストが「殺人産廃」のような認識で描かれていること。1999年の映画だから、アメリカの方が早く対策されていたのかな。

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2005年9月21日 (水)

『ロマンス小説の七日間』三浦 しをん

4043736010ロマンス小説の七日間
三浦 しをん

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あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。(Amazon紹介より)

三浦しをんさんの作品は気になっていたのだけど、以前「私が語りはじめた彼は」の抜粋を読んで「こ、こわそう…」(なんか眼球が乾いてひっつくような描写)と。この本なら読めるかなあと、手に取ってみた。
現実と主人公の翻訳しているロマンス小説が交互に展開し、あろうことかロマンス小説は翻訳ではなく主人公の欲求不満のはけ口となって創作されてゆく。
ありえないよ!クビだよ!(笑)
でも現実もロマンス小説世界も話そのものは他愛もないので、何がこの本の特色かといったらやはり「翻訳小説の創作」なのだ。創作させるだけのストレスが主人公にはあるわけで、だとしたら構造的には成立してるのだろう。ものすごーく違和感があって、おかげで主人公に共感できなかったけど(だってすっげえ傲慢なことをしてるわけだし)。

笑ったのは<体毛>の描写について。本国ではセックスアピールとなる体毛は、日本ではなかなか受け入れがたい面があるため、意訳をする必要があるんだそうだ。以前原書ではファンタジーやドラキュラものばかりを読む知人が語彙を増やすためにロマンス小説を読んで(棺桶やら燭台やらはすぐわかるけれど、一般的な用語が抜け落ちるらしい)、「ふかふかとした彼の胸毛に顔をうずめた」とか書いてあると身悶えしていたことを思い出した。確かにピンとこないわな。

軽いタッチの本だったけれど、他の著作の紹介を読むとなかなか有望そうな作家さん。ハマるひとにはたまらなさそう。

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2005年9月17日 (土)

ザ・コア

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もうひどい映画なんである。
B級中のB級で、それなのに名の知れた俳優が出ているからひどいのであって、これが例えば人気アイドルミュージシャンの初主演映画だったら別にかまわない。
アーロン・エッカート , ヒラリー・スワンク ,デルロイ・リンドー,ブルース・グリーンウッド,チョッキー・カリョなどなど、わたしでも知っているような俳優がずらり。アカデミー賞絡みの俳優までもが何故出演?罪作りである。若いもんやB級専門俳優に役をまわしてやれよ。
えらくCGがちゃちくて、演出かと思っていたらマジだった(マジにちゃちい)。当然科学的考証なんてぶっちぎり。地球が危機的状況になっているのにその描写はほぼ省略、それなのに尺が妙に長い。
いろいろひどいけれど、見え見えの伏線が次々そのまんま使われていくのである意味期待を裏切らない。ラスト、予想を上回る状況を迎えるので最早苦爆笑。
10点中5点。いや、笑えますよ。
「恐怖の地底探検」とか「マントル突入五秒前」とかいうタイトルだったらいっそ良かったのに。
テレビ東京木曜洋画劇場でぜひ。
…それにしてもアーロン・エッカートの割れアゴ、天才ハッカー(笑)のピノキオ鼻←つけ鼻?、ヒラリー・スワンクの張りでたエラはみんな潔く男らしい。

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2005年9月16日 (金)

TSUTAYA DISCAS

最近DVDレンタルはコレで。
同じような配達制のシステムは他にもある。livedoorのぽすれんとか。こっちでも良かったのだけど、年会費と郵便事故の補償についての記載の有無(当時)で”TSUTAYA DISCAS”に。
便利に使っているけれど、手動発送方式の借り放題Mプランはなかなか希望のソフトに辿りつかない。予約自動発送方式Aプランに変えようと思っているところ。Aプランは月八枚まで。実際のところMプランでも月八枚〜十枚が限界だった。品揃えは、ちょっと物足りないかな?マイナースポーツや資料ものも欲しい。

月額固定料金だと、アホ映画でも借りられるのがいいね。
↓最近レンタルしたアホ映画(やそうでもない映画)
*ザ・コア
*ウーマン・オン・トップ
*ボーンコレクター
*ノーエスケイプ
*歌え!フィッシャーマン

あ、ほんとにアホが多い…。

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2005年9月14日 (水)

チーズオムレット

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函館のペストリースナッフルスのチーズオムレット。
スフレというかチーズケーキというか。ふんわりとろとろ。ウマーイ。

最初はお土産でもらって、次は函館に観光に行った時にお店(ちょーっと駅から歩く。普通のケーキ屋さんといった感じだった。二階に喫茶コーナー有り)まで行って買い求めた。今では函館駅、函館空港、新千歳空港でも売っているし、ついには東京でも購入できたりなんかして。たった数年でずいぶんな勢い。
東京で購入できるとはいえ物産展のようなものでのことで、北海道の企業の「道外に直営店は出しません」姿勢は徹底してることよ。今回チョコタイプはなかったし。

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ちょうどいろいろ函館土産を紹介されていたぼるしちさんのところにTBさせていただきました。

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2005年9月10日 (土)

デイ・アフター・トゥモロー

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デニス・クエイド ローランド・エメリッヒ ジェイク・ギレンホール

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ホラーやサスペンスは苦手だけど、パニックものは好き(微妙な違い)。
ハリウッド大好きっ子のドイツ人監督のエメリッヒは、いつもベタベタ演出をてらいもなくやってのけるので、むしろあんたエライよといったところ。
ベタベタといいつつ、いつも世界の中心アメリカがまっとうに自然災害の猛威にさらされる。その瞬間の危機は脱するものの大国アメリカとしてはかなりの逆境に置かれたままラストシーンを迎えるのは大作映画としては画期的かもしれない。
「インデペンデンスデイ」でその作風を位置づけられた監督ではあるけれど、あちらでも妻を亡くした夫がかなりの役割を(ネタばれしないように、ものすごい省略)担っているし、「MOON44」、「ユニバーサルソルジャー」、「パトリオット」もどこか喪失感を抱えた諦観境地の雰囲気を抱えているように思う。ベタベタでもぎりぎりお笑いにならないところで踏みとどまり、そして手堅い演出(パクリというかオマージュ多数)で大作をまとめあげる力量を持つ、いつも仕事の途絶えない監督なのであった。
俳優陣も抑えめ、デニス・クエイド にジェイク・ギレンホール。うるさくないのがいい。そして歌追い人と続けてエミリー・ロッサムの出演作を観たことになる。彼女ってメアリー・エリザベス・マストラントニオ(「アビス」とか)系の顔でけっこう好み。
(デニス・クエイドについてどこかのソーシャルサイトニュースで「遅咲き俳優」と記されていて…。そりゃあ日本ではメグ・ライアンの元夫ぐらいの認知度かもしれないけれど、キャリアは元奥さんより上だと思うぞ?「ライトスタッフ」なんかにまで出てるんだぞ?わりと働き者だし)
ベタベタ演出さえこらえられれば楽しめる映画。10点中7.5点。
(ベタベタべたべたとしつこい文章になってしまった…)

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2005年9月 8日 (木)

『最後の願い』光原 百合

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光原 百合

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個人情報を買う誘いの電話。
何も盗らない睡眠薬強盗。
見知らぬ女性からの不審な電話。
不可解な事件の数々が絡み合い、行き着いた答えは——。
話を聞いただけで事件を(ほぼ)解決する、小劇団の演出家兼俳優、度会恭平。
都会の若き安楽椅子探偵、登場! (光文社紹介より)

うーん?
光原さんの作品の場合、謎解き(わりと謎自体が弱い)そのものより人物や舞台設定の描写を楽しむ傾向にあるのだけど…。
連作短編集なので登場人物が移り変わっていくのがどうもなじめない。軸となる度会恭平の人となりが見えてこないから?突飛な行動がむしろめくらましになってしまって、本人の事件に対する心情が読み取りにくい。
度会恭平が小劇団を立ち上げるために集めた人たちも、キャラクターがややかぶっている。都会を舞台にしたことで斜に構えてみたのかもしれないけれど、光原さんご本人の人柄が透けてみえるような、気恥ずかしくなるぐらいに真正面な設定でもいいのかもしれない。

例によって読後感はほんわりしているので、かまえず読むにはOK。取り出すビールの繰り返しネタが楽しい。

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2005年9月 6日 (火)

亡国のイージス<映画>

aeigis

あぁぁやっぱり…、しょんぼり…。

真田広之の仙石伍長は思っていたよりハマっていた。如月行も案外。
何故だか自衛官たちは現場に入っても式服を着ていて、ガタイのいい中井貴一、吉田栄作あたりは見栄えするのだけど、そうでない人は辛い…。そして宮津を艦長でなく副長にした意味がわからない…、士官連中は年齢、階級が下がっている人が多い。役者の配置の都合上だったのか?
まず原作冒頭(=ラスト)のシーンがなかった時点で別物として観ようと思ったのだけど、そうは言っても原作を知らなければ意味不明な部分が多すぎる。省略した設定やシーンや人物の分がわかりやすくなっていればともかく、余分なシーンが間延びして残っているので気持ち悪い。
劇場内はカップルが多くて、女の子には辛いんじゃないかと心配してしまった。多少筋がわかりにくくっても男性陣は武器とオヤジが暴れていれば楽しいんだろうけどさー。原作を読んでいなかったら不機嫌になった女の子を説明してなだめることもできまい(←余計なお世話)。

何故かスケール感の出ていない<いそかぜ>より、撃沈される<うらかぜ>の迎撃されるまでの段取り映像がいちばんテンポが良かったように思う。アクションシーンはキレが悪く、会議シーンは如何にも説明くさいわりにあっさり切っていて役者の演技とのバランスが奇妙。編集を国内でしなかったのは失敗なのでは?
10点中5.5点。せっかくの映像化、もったいなかったなあ。

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2005年9月 3日 (土)

songcat cher -歌追い人-

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1907年、音楽博士としての将来に性差別の壁に阻まれていたリリーはアパラチアの山岳地帯で学校を営む妹を訪ね、そこに住まうアイルランド、スコットランド移民の持ち込んだ音楽に出会う。単純で力強く取り繕わない原曲は、リリーに活力を与える。移民たちの厳しい生活や、人々の関係に自らも交わっていくことになる。

ケルトミュージックのアルバムでは、作曲者の説明に「めぐりめぐってアメリカの友人(アイルランド移民系)に教わったバラッド」なんて書いてあったりするので、百年前も今も伝承は有効だ。素晴らしい発見に意気込むリリーに対し、録音や採譜を頼まれた移民たちは「こんなのはただの歌だよ」と戸惑う。そんな風にリリーはかなり視野狭窄になっているのでわりと嫌なヤツに見えるのだけど、輪をかけてだめ〜な男どもが出てくるのでここはひとつがんばってもらおうかと思える。閉鎖的な土地に不倫、二股、同性愛などいろいろな愛の形が潜み、向き合って選択するのは女たちというラスト。主役たちに華がなく地味ーだけれど、なかなかまとまった作品。10点中6.5点。
いちばん印象的な歌い手が大穴。酔っぱらいどもが喧嘩した後のシーン、わたしにはこの映画の山場になってしまった。

「大草原の小さな家」と共通点が多いなーなどと思ってみていた。父さんヴァイオリン弾いてたし土地申請でバクチしてたし、母さんは教育者だった。アイルランド系の移民だったんだよなー。そんなこと、子供の頃に読んでた時には気づいてなかったけど。

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2005年9月 1日 (木)

オーシャン・オブ・ファイヤー

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ヴィゴ・モーテンセン ジョー・ジョンストン

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心に傷を抱えるアメリカのカウボーイ・フランクが、愛馬ヒダルゴとともに、アラビア半島を走破するホースレースに参加する。灼熱の砂漠や砂嵐、馬も呑みこむ流砂、さらにライバルの陰謀などから、フランクとヒダルゴは生死ギリギリの世界をさまよう。(Amazon紹介より)

「オーシャン・オブ・ファイヤー」はそのホースレースの名前。砂漠を横断する無理無理な耐久レースで、どんどん落伍者(=死者)が出る。出走するのはアラブ種のサラブレットばかりで、実在した主人公だけが、レース史上初めて雑種と言われるムスタングに騎乗する。そのヒダルゴは可愛い白目がちのまだら馬。ヴィゴ・モーテンセンがさすがに馬に乗れているので、スタントの切り替えが違和感なく観られる。

監督はジョー・ジョンストン。どういう巡り合わせか、全ての監督作を観ている。ジュマンジまではどうもキレのない人だなあと思っていたのだけど、「ジュラシックパーク3」で(話はともかく)あか抜け、「遠い空の向こうに」ではすごく好きな作品を撮っていた。「オーシャン・オブ・ファイヤー」は雰囲気は「遠い〜」、売るための味つけが「ジュラシック〜」。若干バランスが悪いかな?10点中7.5点。
砂漠の風景はどこを切り取っても美しい。地味〜に凝った絵が多く、なんにもない砂漠の方向感覚を地味〜に破綻なくまとめている(下手な人が作るととっちらかると思う)。静かに男らしい映画だった。ラブシーンがないのがいい。実際のフランク・ホプキンスという人の人生が格好よすぎるので、ラストが劇的でなくても充分。

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良い映画です。俳優の抑えた演技を引いた絵で淡々と繋いでゆく。
これも実話。高校生四人組=ロケットボーイズが独学の研究でロケットを十月の空に打ち上げる(このシーンがまたいいんだ)まで。
原題の"OCTOBER SKY" は"ROCKET BOYS"のアナグラムなのだ!
どうして日本の配給会社はこんな阿呆な邦題をつけたのか?

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