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2005年11月15日 (火)

『1ポンドの悲しみ』石田 衣良

40877468951ポンドの悲しみ
石田 衣良

by G-Tools

初めて出会った二人、一度は別れた二人、現在進行形の二人〜、三十代の男女の恋愛を描く短編集。
恋愛年齢が上がってくると、生活や肉体面をひとつの要素に数えることに自然と躊躇なくなる。そんなシチュエーション。

初石田 衣良作品。どうもこういう邪道なことをしてしまう自分…、映画だとリュック・ベッソンは「フィフス・エレメント」だけ、ブラッド・ピットは「トゥルーロマンス」「スナッチ」しか観てない(←主役じゃないし)。
生活感はありつつも現実味には乏しいのだけど、あまり湿度のない空気が気持ちよく、さらりと読むならこのぐらいでいい。濃密な空気を楽しみたいなら、他の本を読めばいいわけで…。
この本がお気に入りになるかどうかは、作者の重要視する要素である、酒や肉体面での結びつきを同じ価値観で受け取れるか。ぴったりではなくとも客観的に楽しめたことで、大人に近づいた自分を見出したんである(なんちゃって)。
この本を紹介してもらったkumanomi_sさんと同じく、「デートは本屋で」がいちばん好き。書見台を自分の部屋に持ってる女性が主人公だよ(笑)

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コメント

TBありがとうございましたー。
そうなんです。私も書見台が部屋に置きたい・・・

投稿: kumanomi_s | 2005年11月15日 (火) 21時04分

こんにちは~。お久しぶりです。

私は基本的に恋愛ものが苦手。
衣良さんは大好きですが、その衣良さんの作品でも微妙に恋愛ものは避けてしまってます。
で、これも未読です。
(読んだのは「娼年」くらいかな~。…あれは恋愛ものか?)

最近こういう傾向の作品が多くなっているのでちょっと不満。
私としてはハードボイルドなのとか、出来れば時代物(!)を書いてもらいたいと思っているのです(笑)

読んでない本のコメントで長々とゴメンナサイ^^;

投稿: tako | 2005年11月16日 (水) 16時02分

kumanomi_sさん
にしても、工学系の本は読めませんけど。
サイン会の著者は浅田次郎氏を若く(失礼)気障にしたような感じでしょうかね。

投稿: suminiya | 2005年11月17日 (木) 14時46分

takoさん
わたしは初めてだったんですけど、本好きな女性の話がどんなアプローチなのかなーと。嫌みでなく本好きに描くのって、わりと難しいんじゃないかと思うんですよね。
微妙でなく、もろ!恋愛ものでした。共感できるものばかりではなかったですけど、からりとした空気感はなかなか良かったです。
時代物…は今まで衣良さんにオーダーがきたことはないのでは(笑)
金に不自由しない精神的にもかっとんだ浪人ものとかどうでしょう?

投稿: suminiya | 2005年11月17日 (木) 14時53分

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