2006年6月26日 (月)

ダニー・ザ・ドッグ

ダニー・ザ・ドッグ ダニー・ザ・ドッグ
リュック・ベッソン ルイ・レテリエ ジェット・リー

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いいいいくらジェット・リーが童顔のアジア系だからといってちょっと無理があるのでは…、ダニーボーイ
(いや、リー・リンチェイよりむしろ大好きなんですけど)。モーガン・フリーマンの娘にしては設定年齢が低すぎる女優さんは十八歳に見えないぐらいに老けているし、もうぐだぐた。

10点中6点。アクション映画好きでない人にはもっと辛かろう…。

なんだか昔のヴァンダムの映画を観ているような…、そのぐらいの作り(もっと品は良いけど)。ギャグとしてやってくれればいいのだけど、わりとマジというか、そうでなければ観客なめてんのかというか、しょーがねーなーとわかって観てる分にはアリだけど、マジで観ちゃった人は困るでしょう(笑)でもベッソンさんのアクション映画はいつもこんな感じか…。
監督は「トランスポータ−1,2」の人で、その時も思ったのだけど、そんなにアクションを撮りたい人ではないのではなかろうか?アクション監督も同じ人がついているので、殺陣としてはいいのに見せ方に愛情が足りない気がする。でも色調は抑えめで「ここどこ?アメリカなの?」的ヨーロピあーんな感じの画面がなかなか美しい。やっぱりジェット・リーの英語はあまり上手くないので、引き続き喋らない役というのも良かった気がする。
妙にリッチな調律師モーガン・フリーマンはそもそもなんでこの映画に出演OKしたんだろうとか、ボブ・ホスキンズは何年前からルックスが変わっていないんだろうとか、数々の謎を残しつつ、そのまんま終わっていくのであった。

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2006年6月15日 (木)

トランスポーター2

Tp2
ちょっと気になるゲーハー、ジェイソン・ステイサム(いや、パンフレットにもそう書いてあったの…)。高飛び込み競技出身、モデル上がりという特異な経歴は身のこなしに現れていて、他のアクション俳優にない感覚。力の入れ具合とかポーズの取り方なんかが違うんだろうなー、重みが迫力になって面白い←ドルフ・ラングレンとはまた違う(笑)何故だかミョーな色気があるので、常に女性にモテる役。ゴースト・オブ・マーズとかミニミニ大作戦あたり、ギャクにすらなってる(ガイ・リッチー監督作はそもそも作品自体に女っ気がないから…)。

映画自体はまあほれ、リュック・ベッソン脚本のアクション映画だし〜。ちょーっとアクションの撮り方や編集が今イチだったけれど、88分の短尺なのでまあ良いのではないかと。そんな阿呆なというシーンも潔く言い訳していない。黒スーツ、マドレーヌ、クセ者警部とお約束事もそろってきたことだし、元々大義なんてないストーリーなので暇になったらまた撮ってほしい。
10点中7.5点。
イギリス人俳優を使ってフランス人プロデュース脚本監督(数名による)、アクション監督は香港、舞台はマイアミというなんだか笑ってしまう組み合わせの映画であった。
公式サイト

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2006年3月 4日 (土)

ザ・グリッド

ザ・グリッド DVDコレクターズ・ボックスザ・グリッド DVDコレクターズ・ボックス
ディラン・マクダーモット ミカエル・サロモン ジュリアナ・マルグリース

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2004年7月にTNTで放送された本作『ザ・グリッド』は、野心的で見どころ豊富なミニ・シリーズ。9・11以降の世界における対テロ戦争を扱った内容だ。テロ組織がサリン・ガスを使ってロンドンを攻撃し、深刻な被害をもたらした。次の攻撃を予想・阻止するため、異例の(それだけに不安定な)協力体制が築かれる。チームに選ばれたのは、対テロ分析家たちと米英のエージェントたち。(中略)類似作品としては、人気ドラマ・シリーズ『24』(とりわけ、テロを取り上げた第2〜第3シーズン)が挙げられる。単純なスリルという点では、『ザ・グリッド』は『24』にかなわない。だが、撮影よし、アンサンブル演技よしの秀作ドラマであることは間違いなく、3つの大陸で同時展開するクライマックスはエキサイティングだ。(Amazon紹介より)

どーかなー。だいたい、多作品と比較で評価がつく作品って…(以下略)。
冒頭、サリン兵器のエピソードのみえみえな展開でちょっとげんなり。各キャラクー紹介のコンピュータデータ画面(古ッ!)が入るたんびにテンポが壊れて間延びするし。キャストに華がなくて、それを打ち消すほどの人物造形でもないし(特に女性キャストはみんな身勝手でかなりムカつく。大して美人でもないくせに〜(笑)!ディラン・マクダーモット(ザ・プラクティス。どうも女にだらしないっぽい役がよく似合う)+共演者のブルネット…、富士額が非常に気になるジュリアナ・マルグリーズ(ER)は好みじゃないのが痛い。ララ・フリン・ボイル(ザ・プラクティスでディランと共演)ぐらいのインパクトがないと辛いぜ)。まだしもテロリスト側の設定の方がわかりやすく進行に滞りがない。撮影、演出チームが違ったのだろうか?
レンタルで最初の一枚を観たのだけど、たるーくって次を借りる気にならなかった。もう一枚観れば話が完結して多少すっきりするのかもしれないのだけど…。

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2006年2月24日 (金)

ザ・ホワイトハウス―オフィシャル・ガイドブック

DVD一枚に収録してある二話分ずつ感想を書こうと思っていたのに、
日々寝る間を惜しんで最後までみてしまった。阿呆ですねん。
こんな本まで買っちまった。阿呆ですねん。

ザ・ホワイトハウス―オフィシャル・ガイドブックザ・ホワイトハウス
―オフィシャル・ガイドブック

アーロン ソーキン Aaron Sorkin 中俣 真知子

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1st,2ndシーズンの解説が詳しく書かれている。CJの身長もわかる(笑)うっかり観ていない分を読むとネタばれしてしまうので要注意。しっかしここに訳されている会話文とDVD本編の字幕におそろしい差があるのはどうしたものか?英語力が欲しい…。3rd,4thシーズンの本も本国では発売されている模様。日本でもぜひ!

2ndシーズンのレンタルは開始しているけれど、DVDボックスの発売ももうすぐ。一度放映で観た時に、脚本の妙に参ってしまった1話を観るのが楽しみ。

ザ・ホワイトハウス<セカンド・シーズン>コレクターズ・ボックスザ・ホワイトハウス
<セカンド・シーズン>コレクターズ・ボックス


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2006年2月 7日 (火)

プルーフ・オブ・マイ・ライフ(ひどい邦題)

予告やら公式サイトの紹介はぜんぜんアテになりません。
役者の演技はとても良いと思うのだけど、演出がまったくもって垂れ流しで…。
ただグウィネス・パルトロウ扮する娘役の不安定さを追っかけているだけで、話の奥行きを塞いでいる。
別に脚本が破綻しているわけではないし、どうにでもなっただろうに。もったいないなあ、もう。
音楽、撮影、編集の創意工夫がちっとも感じられない作品だった。
10点中6点。
んー、それなりに観られるのは、本当に役者のおかげでしょう。
グウィネス・パルトロウ、アンソニー・ホプキンス、ジェイク・ギレンホールは観ていて安心。
そしてホープ・デイヴィスが癇に障る姉役によくはまっていた。
(つーか、「癇に障る姉」にはめてしまったあたりが演出のイージーさ)
ライラック(オーキッドピンク)のコートを着てティファニーのオープンハートつけてるんだもん、ひえ〜(笑)

ワンダーランド駅でワンダーランド駅で
ホープ・デイヴィス ブラッド・アンダースン アラン・ゲルファント

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なかなか出会えない二人の物語。
この作品でも都会の女性を演じていたので、持っている雰囲気なんだろうな。最後の前向きな笑顔がよかった。

それにしても、精神に破綻をきたした数学者という図式は魅力的なのかしらん。
まったくかなわなかったけど…。

ビューティフル・マインドビューティフル・マインド
ラッセル・クロウ ロン・ハワード ジェニファー・コネリー

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*ジョン・マッデン監督は、寄り目の男性が好きなんだろか?ジョセフ・ファインズに続き…。

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2006年2月 4日 (土)

ザ・ホワイトハウス 1stシーズン1,2話

ザ・ホワイトハウス ― ファースト・シーズン コレクターズ ボックスザ・ホワイトハウス ― ファースト・シーズン コレクターズ ボックス


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やっとレンタルの順番が回ってきた!(以前TV放映をちらりとみてかなり気にいっていた。日本ではなかなかDVDが発売されなくて、今では国営放送はBSでしかやってくれない。アメリカでは打ち切りが決まってしまったような番組を、この先地上波にまわしてくれるものだろうか…)
米大統領と、その側近たちのお話(ざっくりすぎる説明)。
役者はひたすら台詞を喋りまくり、ひたすら歩く歩く。どれだけ中身の濃い脚本なんだと感心してしまう45分。
文化や宗教のギャップがありすぎて、時々「?」が湧くのは仕方ないとして、スタッフ同士のわりとくだらないやりとりがすげー楽しい。

1話。大統領は休暇中。トーク番組でドジった次席補佐官ジョシュを中心に、うっかりコールガール(コールガールとフッカーの違いって、職業名と蔑称の差なんでしょうか?)と寝てしまった広報部次長サム〜、大統領の側近たちの紹介が続く。ジョシュに取引を迫る宗教団体に広報部長のトビーが逆ギレ、いよいよのところで引っ張りにひっぱった真打ち大統領登場、その人となりをみせる。休暇中に自転車で木に体当たりしているだけあってややドジ、明確な方向性をもった人情を持ち合わせ、また頑固者の片鱗も。
2話。もう登場した途端にその話数の結末が見えてしまう軍医が登場。サムはまだ<うっかり彼女>とのつきあいを引きずっている。ジョシュの元カノがクライアントをクビになり、優秀な参謀を探している大統領陣営としては…、もう決まり?ジョシュが駄々をこねてるよ?

と、二話ずつ収録のDVDをレンタルしていたのだけど…。
うーん、ソフトケースのBOXが発売されるのか〜。買おうかなー。

ザ・ホワイトハウス <ファースト> セット1ザ・ホワイトハウス <ファースト> セット1


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今更ながら嵌っているので、しばらく続く。

**********
首席補佐官レオ役のジョン・スペンサー氏が急死されています。
映画「ザ・ロック」「交渉人」など、軍部や警察の役でよくおみかけしました。
ご冥福をお祈りします。

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2006年1月25日 (水)

スクール・オブ・ロック

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディションスクール・オブ・ロック
スペシャル・コレクターズ・エディション

ジャック・ブラック

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ROCK先生(偽)、だまくらかしてGO ON〜!

ジャック・ブラックは評判通りの熱演。
ルックスはどうしようもないし才能もあんまりないし人望もないし。
が、奇妙な動きとROCK魂は天下一品。
やっていることは滅茶苦茶だけど、全ての動機はROCK!(時々ちょっと欲もあるけど)
周りの人たちは、妙にピュアな瞳で心の動きを語られてしまって、しょーがねーなーと許してしまう。「たとえ映画の中であってもこんな男許せない!」とか思っちゃいかんよね。ルームメイトの彼女になっちゃう(あの生活レベルで14人掛けのダイニングテーブルを置こうとするって、げ〜)。

ジャック・ブラックはもちろんだけど、校長役のジョーン・キューザックが良かった。
パブでビールをすすってその気になってノッているところや、壁にはまって落ち込んでいるところが可愛い〜。「イン&アウト」ぐらいでしか観たことがなかったので…、いい役者さんなのね。
10点中7.5点。
かなり面白かったのだけど、周囲の人物描写の踏み込みがもうちょっと欲しかった。それぞれ設定が魅力的なだけに。
でも尺は短くまとまっていて、あーんなルックスの主役が暑苦しく動き回るのが楽しいって素晴らしい!

ところで、映画の中で使われているのはiMacにPowerBookなどなど、Apple社製品ばかり。
やっぱり音楽と映像はMacだ♪(最近はだいぶ差がないようだけど〜)

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2006年1月13日 (金)

キングコング

いちばんオイシイ思いをしたのは…、船長だ!
契約金とオプション料金がっつりもらって、新しい船を買って旅立ったことだろう。
てな感じで、あちこちでエピソードが削られている。
沼地でまるごとごっくんするぐらいなら、少年ジミーのエピソード踏み込んでよ〜。
怖いばーちゃんより、ある意味もっと恐ろしい思考のプロデューサーカールを描いてよ〜。
ちょっと期待しすぎていたんだなー。
アップはともかく、ロングになった時のコングの重量感のなさが非常に気になってしまった。
CG屋さんは、質感にこだわるより前に動きの追求をした方がいいのでは。

10点中7点。長すぎだけど、さすがに楽しい。

予告と違ってピーター・ジャクソン(特撮のようなお姿)が出てこないので気を取られず、映画自体には集中。
ジュラシック・パークより凄いシーンは堪能したし(横に隠れててもいいことがないという実証が嬉しい)、摩天楼のファンタジーシーンは泣けるし。特殊メイクのようなルックスの冒険活劇俳優は笑えるし。
アン(ナオミ・ワッツはパトリシア・アークェットとちょっと似てる。反っ歯なところ?)が優柔不断だからいけないのよ、浮気もん!と思えてしまう(人と同列に並べられる)ほど、キングコングの表情、演技は豊かだし。ちっちゃくてふわふわしてて可愛いものに惑わされてしまった彼が気の毒。あの島に、栗鼠やパンダでもいれば免疫ができていただろうに…。

リトル・ダンサー コレクターズ・エディションリトル・ダンサー コレクターズ・エディション
ジェイミー・ベル スティーヴン・ダルドリー

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ジミー役は、大きくなったジェイミー・ベル。
うまく育ったのかどうかは、「キングコング」だけではわからなかった。
まあ、同じく子役ブレイクのブラッド・レンフロと比べれば…(比べんなよって)。

ザ・クライアント 依頼人ザ・クライアント 依頼人
ジョエル・シュマッカー

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もー、また逮捕されちゃった。周りの大人は何をしてたんだ、何を。

なんだか半端な公式サイト

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2005年12月20日 (火)

パニッシャー

B000BVVFQGパニッシャー コレクターズ・エディション
ジョン・トラボルタ(悪役)
トム・ジェーン ジョナサン・ヘンズリー
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またヒドい映画みちゃった…(懲りない)。
トラボルタの手当たり次第出演の一作品?
(バトルフィールドアース続編の資金集めとか…なんちゃって)

B00005L9NIバトルフィールド・アース
ジョン・トラボルタ(伝説の悪役)
フォレスト・ウィテカー ケリー・プレストン
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まああうあう呻いているラスト、情けなさっぷりが良かった。
主人公がたいそう冴えなくて、アーロン・エッカートとクリストファー・ランバートを足して三分の一に割ったような…(もうどんな顔だったか思い出せない)。脇役の無意味な登場が繰り返されて、…007ジョーズもどきやらギター侍(…じゃなくてなんだありゃ)やら隣人のでっかい女のセクシー見送りポーズやら…、本筋はどこだ〜見失ったぞ〜。

『愛する家族を殺された元FBI潜入捜査官が、自らの手で悪を裁く闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わる。(Amazon紹介より)』

あ、それだけだった。間延びしてて忘れちゃったよ。
主人公のTシャツ(着用するとパニッシャーに変身する)もぴちぴちに伸びてるし。
でも奥さん役がサマンサ・マシスなので許そう。
トラボルタ繋がりで出てたのかな?

B00009QI0Vブロークン・アロー
ジョン・トラボルタ(初めての悪役)
ジョン・ウー クリスチャン・スレーター
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10点中5.5点。
がんばってアクションしてたので。
バイクスタントが一瞬だけど格好いい。

しっかし「シン・シティ」を観た後だと、原作インサートのセンスのなさが際立つぜ。

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2005年11月11日 (金)

炎のメモリアル

B000A1ONNY炎のメモリアル プレミアム・エディション
ホアキン・フェニックス ジェイ・ラッセル ジョン・トラボルタ

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原題は"LADDER 49"。またひどい邦題がついてるな…、消防署における「49管轄区」「49分隊」とかそんな意味だと思うんだけど。いっそ「49個目のはしご」とかつかなくって良かったのか?(←嫌味)
9.11以降に作られた、消防署の日常や仕事ぶりをスケッチしてゆくまるでドキュメントのような映画。ホアキン・フェニックス扮する主人公を軸に、その恋愛や少しずつメンバーが欠けていってしまうような現場を淡々と追ってゆく(淡々としすぎていて、単純なはずの主人公の心情(責任感、使命感に厚い)が読みづらい向きもある)。起こる出来事や事件はいかにも順番通りなのだけど、何しろ現在進行形の火災を冒頭から引っ張っているのが面白い。
10点中7.5点。
抑制の利いた俳優の演技(特にトラボルタが目立つことを何もしない!いささか嫌な奴なロバート・パトリック(T2のヒト)も過不足ない)と演出に好感。グレードアップする繰り返しネタや子供たち、赤い車のエピソードの挟み込みが過剰でないいのがいい。
消火の現場で行われている地道な作業のプロセスも興味深い。途中、主人公が機材なしで壁を崩せと指示を受けた時には「無理だよ〜」などと思ったものだけど。コントロールされているとはいえ、実物の炎も美しい(えー、語弊があるかもしれませんけど、CGでないのがいいんです)。

同じく消防署を舞台にした「バックドラフト」のエンターテインメントなアプローチとはまったく違う。

B00081U4M0バックドラフト
カート・ラッセル ロン・ハワード ロバート・デ・ニーロ

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共通点といえば、主人公(若者)のルックスが気になって仕方なかったこと?
・ウィリアム・ボールドウィンの目は、どのぐらい垂れているんだろう…。傾斜角度は30度ぐらい?
・ホアキン・フェニックスの腹はどのぐらいはみ出てるんだろう…。3センチぐらいつまめる?

フェニックス兄弟のルックスの違いったらもう比較しても仕方ないほどだけど、ボールドウィン兄弟はみんな垂れ目傾向。いちばん耐えられるのはスティーブン君だろうか。何本か観た記憶が…。
フレッドB00005HCEIという映画には、ローレンス・フィッシュバーン(マトリックスのヒト。その昔の芸名は微妙に違った)やらサルマ・ハエック (デスペラードとか)やらが出てたなあ。あ、DVD未発売だ。

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2005年11月 8日 (火)

ウィンブルドン

B0009PRCIEウィンブルドン
キルスティン・ダンスト リチャード・ロンクレイン ポール・ベタニー

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ウィンブルドン大会って、地元イギリス人が優勝したことないのかー。ふーん。
と、かようにテニスの知識のない自分は楽しめた。逆に、テニス経験者にはどうなのかはわからない。でも、往年のテニスプレイヤーの姿があったり、俳優の相手となるテニスプレイヤーはプロなので、そのあたりをお楽しみに。

典型的なスポーツコメディ映画。だめだめなプレイヤー(チーム)がとあるきっかけで大躍進、このまま行けばひょっとして、優勝?おまけに彼女(あるいはギクシャク中のコイビト)ともうまくいったりして?のパターン。
この映画の場合はやや恋愛要素が勝っている。「とあるきっかけ」は若手ホープの彼女とヤッちゃうことなわけで(んん?「さよならゲーム」がヒントか?)…。このあたり、さばけているのはまだるっこしくなくて良いけれど、ロマコメになりきれない理由でもあるだろう(大会期間限定話なので仕方ないとはいえ)。二人がいちゃいちゃしているシーンより、主人公の実家のイングリッシュガーデンの方がよっぽど素敵だった。
10点中7点。
キルスティン・ダンストは「チアーズ」の方が可愛いかなあ。抜群スタイルがあんまり拝めなくてもったいない。父親役のサム・ニールは気楽に可愛らしいシーンをこなしている。ポール・ベタニーの、引退間近の三十過ぎ選手がリアルにへたれ。からだつきがうまい具合に微妙、試合中に余計なことを考えている様もいい。
ポール・ベタニー、どこかで観た記憶が…。本当のブロンドで、眉の色も薄いから視線が印象的。
あ…、「ビューティフル・マインド」でわたしを騙した(*1)挙げ句ジェニファー・コネリーをかっさらったヤツ(*2)じゃないか!

B0007WADH6ビューティフル・マインド
ラッセル・クロウ ロン・ハワード ジェニファー・コネリー

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この映画で、エド・ハリスとポール・ベタニーと姪っ子が並んで歩いているシーンはかなりおかしい。なかなかいい位置取りをしている俳優である。

(*1)実際に騙したのは脚本と役柄です。
(*2)実生活でご結婚。褒め言葉です。

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2005年10月28日 (金)

ナショナルトレジャー

B0007N0YGAナショナル・トレジャー 特別版
ニコラス・ケイジ ジョン・タートルトーブ ジョン・ボイド

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局地的(ほぼNY,ワシントンのみ)お宝探しストーリー。ソフトなアクション。
それにしても、何故ニコジはモテるのか?襟元からぴんぴん飛びでるムナーゲがいいの?(いや、まあわかるんだけど。知的で優しく勇敢なところがいいんだよね)一方、ショーン・ビーンは出てきた途端に、裏切るか裏切られるか情けないかだろうと予想がつくんである。子供に優しいのが微笑ましい。
ディズニー映画なので人がほとんど死なないのはまあいいとして、それだからなんとも緊迫感が薄いのは否めない。ショーン・ビーンの泥棒一家もどこか呑気だ。ことあるごとにニコジに推理を頼るさまが頼りなげで…(可愛らしい。そう、けっこう好きなのだ)。逆にイヤよイヤよといいつつもついつい組んでしまう二人、にしてしまった方が楽しそう。登場人物たちはすべて、半端な部分がかえってよく見えた。
10点中6点。なにもかもがまあまあ。もうちょっと短くても良かった。
わたしの好きなジョン・タートルトーヴ監督らしさは出ていたけれど、それが映画の良さに繋がっていたかは疑問。
ニコジ、ショーン・ビーン、ジョン・ボイドといった芸達者に対して、博士役のダイアン・クルーガーがあんまりお上手ではないような気がした。メイクは濃くしない方が美形が際立つと思うなあ(パーティーメイクとはいえ)。

ちなみに同じ監督の他の作品はこれ。こういう乙女ちっくな作品も好きさ。

B0001URNS6あなたが寝てる間に…
サンドラ・ブロック ジョン・タートルトーブ ビル・プルマン

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2005年10月25日 (火)

シン・シティ

sincity

おおまかには三つのエピソードのオムニバス。
登場人物がすれ違うことはあっても交わらない。
予告をみるにつけ、もっと鬱々とした気分になるかと思っていたのに案外すっきりしゃっきり。
どんどこいたぶられ殺され、どんどこ撃たれ潰されてゆく様がいっそ爽快感?
暴力残酷描写は容赦ないので、R15指定…いや、16歳だって免疫なかったら夢に見るかもなあ。ただ、どれも身勝手な言い分にせよ、動機ははっきりしているので(女を殴る男を懲らしめる新しい男なんて、いたって単純)陰湿さはなく、不気味な恐怖感はない。アクションとちょっとした幕間のギャグ、くどすぎないモノクロに着色の画面、バランスが良かった。10点中7点。

豪華キャストが話題。メインキャスト扱いでないちょっとした人物におお、あの人が!ルトガー・ハウアー!画像加工しているとはいえ、相変わらず綺麗なお目メ。マイケル・クラーク・ダンカンもほんのちょこっと。なんとなく応援しているので出ていると嬉しい。「指輪〜」のうっぷんをはらすかのようなイライジャ・ウッド(上の写真のキャラクター)の攻撃的アクション。時間軸をいじった最後のエピソードでちんまりご本を読んでいる姿が可愛い。ベニチオ・テル・トロはまたもひどい役だった。ラブリー(というか、いつも散々な役のイメージ…。「トラフィック」もおいしい役じゃないよな)。

しかーしなんといってもニック・スタールだろう。

sincity2

「T3」のさえないジョン・コナーだよ!輝いてるよ!
(物理的にも光ってるし臭いしで存在感だし)

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2005年10月 5日 (水)

ウーマン・オン・トップ

B0001ZX1P0ウーマン・オン・トップ
ペネロペ・クルス

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女性であることがハンデとなりうる料理の世界。ペネロペがトップへの階段を登り詰めるおハナシ…ではなくて、Aさんが「その、ナニするときに女性が…」と説明してくれたとおり。ザッツ女性上位ストーリー。

魅力的な女性主人公に凝った色調と挿入されるアニメーション…、廉価版の「アメリ」?
「ウーマン・オン・トップ」のレストランのオーナー、歌が抜群にうまくてハンサム、女性上位に耐えられずに浮気しても彼女を追って世界を半周するほどに後悔する男…は、いったん粉々になった幸せのかけらを拾い集めてまで再生したいような恋愛対象ではない気がするんだけど。何故か「アメリ」のポルノショップに勤めるおたく男の方がシンプルに魅力的だったりする。スケールの大きい痴話げんかは、たわいなくともセンスのよいラブストーリーにかなわなかった。登場人物バリエーションのインパクトと、色調のパンチ、絵作りの差でもある。
10点中4点。
なんでこんなに点数が低いのかと言うと、結末に腹が立つからである。
ボサノバ好きか男性がタイプならもうちょっと点数が上がりそう(共演者って大事だよな)。
ペネロペは本当に可愛い(でも料理する時は髪をくくれよ、と思ってしまう小姑根性)。海のケーキシーンもなかなか綺麗。

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2005年9月30日 (金)

ノー・エスケイプ

B0006GAWEWノー・エスケイプ
レイ・リオッタ マーティン・キャンベル ランス・ヘンリクセン

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マーティン・キャンベル監督作。近未来脱獄もの…?
孤島に送られた囚人たちが野蛮チーム(もちろんメタルコスチューム)と文明チーム(イメージ=モーゼ)に分かれて生存競争。微妙なバランスが崩れ始めた頃、ツメの甘い一匹狼の主人公レイ・リオッタがやってくる。
この作品で「007/ゴールデンアイ」の監督に抜擢されただけあって、キワもの作品のわりにそこそこ真面目な作り。冒頭のインサートカット(炎のイメージ)にちゃんと理由づけがあったり、ちりばめられた伏線が無駄な説明を排した映像で生かされたり。それなりに登場人物の背景も描かれる。
ただ、それぞれに深みがあるかというと…そうでもないけど。アクションシーンになると、「ここはきっちり」「段取り」「ここで意外性!」的計算がみられておかしい。
囚人たちの島での話なので、全体を通して敗北感の漂う気だるい空気。そして役者が地味だ。常にガーとかグオーとか言っている野蛮人ボスもどこか間抜け(むしろ頭が悪い)。
ヤローばっかりの映画だから、余計な女性が出て邪魔になるのも困るけれど(現実的に考えると大変なことになるし。犯罪大勃発だろう)、せめてフェロモンむんむん俳優が一人でも出ていた方が良かったような…。孤高の存在ランス・ヘンリクセンが救いだった。
10点中6点。
ちょっと思ったのはマーティン・キャンベル監督は、瞳の色の薄い人が好きなのかもしれないということ。
「007/ゴールデンアイ」「バーティカルリミット」にキャスティングされているポーランドの歌手イザベラ・スコルプコ(すっげえ好み)もそうだし、髪、肌、瞳の配色に印象的なひとが多い。

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2005年9月23日 (金)

ボーンコレクター

B0009J8EPAボーン・コレクター
デンゼル・ワシントン フィリップ・ノイス アンジェリーナ・ジョリー

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捜査中の事故によって両肩から上、右手人差し指以外を麻痺した天才捜査官と、彼によって見出された女性警官が、連続する猟奇殺人の解決を努める。

デンゼル・ワシントンは役柄の割に力みが見られず、自然な演技。アンジェリーナ・ジョリーは元モデルの警察官。ストイックな制服に重みのある装備をつけたあのスタイル、唇は本編中に言われていたように「ワーオ!」。ドレス姿セクシー!以上、最大の見所だ!

フィリップ・ノイス監督のジャック・ライアンシリーズが好きだ。積み重ねアクションの見応えと語らない間(ま)で話を進めるテンポがいい。この作品はアクションも説明もそつなくはあるけれど、間があまり生かされていない感じ。
犯人の正体が金田一少年の事件簿方式(それまで語られていなかった、実はウン年前の出来事って反則技)なのが痛い。タイトルから想像してしまうより、犯人はあまり骨に執着を見せず単に見立て殺人なのも拍子抜け。その題材自体が魅力的でないことも…。
10点中6.5点。それなり。

お?と思ったのは、遺留品のアスベストが「殺人産廃」のような認識で描かれていること。1999年の映画だから、アメリカの方が早く対策されていたのかな。

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2005年9月17日 (土)

ザ・コア

B000657NP4ザ・コア


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もうひどい映画なんである。
B級中のB級で、それなのに名の知れた俳優が出ているからひどいのであって、これが例えば人気アイドルミュージシャンの初主演映画だったら別にかまわない。
アーロン・エッカート , ヒラリー・スワンク ,デルロイ・リンドー,ブルース・グリーンウッド,チョッキー・カリョなどなど、わたしでも知っているような俳優がずらり。アカデミー賞絡みの俳優までもが何故出演?罪作りである。若いもんやB級専門俳優に役をまわしてやれよ。
えらくCGがちゃちくて、演出かと思っていたらマジだった(マジにちゃちい)。当然科学的考証なんてぶっちぎり。地球が危機的状況になっているのにその描写はほぼ省略、それなのに尺が妙に長い。
いろいろひどいけれど、見え見えの伏線が次々そのまんま使われていくのである意味期待を裏切らない。ラスト、予想を上回る状況を迎えるので最早苦爆笑。
10点中5点。いや、笑えますよ。
「恐怖の地底探検」とか「マントル突入五秒前」とかいうタイトルだったらいっそ良かったのに。
テレビ東京木曜洋画劇場でぜひ。
…それにしてもアーロン・エッカートの割れアゴ、天才ハッカー(笑)のピノキオ鼻←つけ鼻?、ヒラリー・スワンクの張りでたエラはみんな潔く男らしい。

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2005年9月10日 (土)

デイ・アフター・トゥモロー

B000A0K58Cデイ・アフター・トゥモロー
デニス・クエイド ローランド・エメリッヒ ジェイク・ギレンホール

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ホラーやサスペンスは苦手だけど、パニックものは好き(微妙な違い)。
ハリウッド大好きっ子のドイツ人監督のエメリッヒは、いつもベタベタ演出をてらいもなくやってのけるので、むしろあんたエライよといったところ。
ベタベタといいつつ、いつも世界の中心アメリカがまっとうに自然災害の猛威にさらされる。その瞬間の危機は脱するものの大国アメリカとしてはかなりの逆境に置かれたままラストシーンを迎えるのは大作映画としては画期的かもしれない。
「インデペンデンスデイ」でその作風を位置づけられた監督ではあるけれど、あちらでも妻を亡くした夫がかなりの役割を(ネタばれしないように、ものすごい省略)担っているし、「MOON44」、「ユニバーサルソルジャー」、「パトリオット」もどこか喪失感を抱えた諦観境地の雰囲気を抱えているように思う。ベタベタでもぎりぎりお笑いにならないところで踏みとどまり、そして手堅い演出(パクリというかオマージュ多数)で大作をまとめあげる力量を持つ、いつも仕事の途絶えない監督なのであった。
俳優陣も抑えめ、デニス・クエイド にジェイク・ギレンホール。うるさくないのがいい。そして歌追い人と続けてエミリー・ロッサムの出演作を観たことになる。彼女ってメアリー・エリザベス・マストラントニオ(「アビス」とか)系の顔でけっこう好み。
(デニス・クエイドについてどこかのソーシャルサイトニュースで「遅咲き俳優」と記されていて…。そりゃあ日本ではメグ・ライアンの元夫ぐらいの認知度かもしれないけれど、キャリアは元奥さんより上だと思うぞ?「ライトスタッフ」なんかにまで出てるんだぞ?わりと働き者だし)
ベタベタ演出さえこらえられれば楽しめる映画。10点中7.5点。
(ベタベタべたべたとしつこい文章になってしまった…)

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2005年9月 6日 (火)

亡国のイージス<映画>

aeigis

あぁぁやっぱり…、しょんぼり…。

真田広之の仙石伍長は思っていたよりハマっていた。如月行も案外。
何故だか自衛官たちは現場に入っても式服を着ていて、ガタイのいい中井貴一、吉田栄作あたりは見栄えするのだけど、そうでない人は辛い…。そして宮津を艦長でなく副長にした意味がわからない…、士官連中は年齢、階級が下がっている人が多い。役者の配置の都合上だったのか?
まず原作冒頭(=ラスト)のシーンがなかった時点で別物として観ようと思ったのだけど、そうは言っても原作を知らなければ意味不明な部分が多すぎる。省略した設定やシーンや人物の分がわかりやすくなっていればともかく、余分なシーンが間延びして残っているので気持ち悪い。
劇場内はカップルが多くて、女の子には辛いんじゃないかと心配してしまった。多少筋がわかりにくくっても男性陣は武器とオヤジが暴れていれば楽しいんだろうけどさー。原作を読んでいなかったら不機嫌になった女の子を説明してなだめることもできまい(←余計なお世話)。

何故かスケール感の出ていない<いそかぜ>より、撃沈される<うらかぜ>の迎撃されるまでの段取り映像がいちばんテンポが良かったように思う。アクションシーンはキレが悪く、会議シーンは如何にも説明くさいわりにあっさり切っていて役者の演技とのバランスが奇妙。編集を国内でしなかったのは失敗なのでは?
10点中5.5点。せっかくの映像化、もったいなかったなあ。

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2005年9月 3日 (土)

songcat cher -歌追い人-

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1907年、音楽博士としての将来に性差別の壁に阻まれていたリリーはアパラチアの山岳地帯で学校を営む妹を訪ね、そこに住まうアイルランド、スコットランド移民の持ち込んだ音楽に出会う。単純で力強く取り繕わない原曲は、リリーに活力を与える。移民たちの厳しい生活や、人々の関係に自らも交わっていくことになる。

ケルトミュージックのアルバムでは、作曲者の説明に「めぐりめぐってアメリカの友人(アイルランド移民系)に教わったバラッド」なんて書いてあったりするので、百年前も今も伝承は有効だ。素晴らしい発見に意気込むリリーに対し、録音や採譜を頼まれた移民たちは「こんなのはただの歌だよ」と戸惑う。そんな風にリリーはかなり視野狭窄になっているのでわりと嫌なヤツに見えるのだけど、輪をかけてだめ〜な男どもが出てくるのでここはひとつがんばってもらおうかと思える。閉鎖的な土地に不倫、二股、同性愛などいろいろな愛の形が潜み、向き合って選択するのは女たちというラスト。主役たちに華がなく地味ーだけれど、なかなかまとまった作品。10点中6.5点。
いちばん印象的な歌い手が大穴。酔っぱらいどもが喧嘩した後のシーン、わたしにはこの映画の山場になってしまった。

「大草原の小さな家」と共通点が多いなーなどと思ってみていた。父さんヴァイオリン弾いてたし土地申請でバクチしてたし、母さんは教育者だった。アイルランド系の移民だったんだよなー。そんなこと、子供の頃に読んでた時には気づいてなかったけど。

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2005年9月 1日 (木)

オーシャン・オブ・ファイヤー

B0002EGOEUオーシャン・オブ・ファイヤー
ヴィゴ・モーテンセン ジョー・ジョンストン

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心に傷を抱えるアメリカのカウボーイ・フランクが、愛馬ヒダルゴとともに、アラビア半島を走破するホースレースに参加する。灼熱の砂漠や砂嵐、馬も呑みこむ流砂、さらにライバルの陰謀などから、フランクとヒダルゴは生死ギリギリの世界をさまよう。(Amazon紹介より)

「オーシャン・オブ・ファイヤー」はそのホースレースの名前。砂漠を横断する無理無理な耐久レースで、どんどん落伍者(=死者)が出る。出走するのはアラブ種のサラブレットばかりで、実在した主人公だけが、レース史上初めて雑種と言われるムスタングに騎乗する。そのヒダルゴは可愛い白目がちのまだら馬。ヴィゴ・モーテンセンがさすがに馬に乗れているので、スタントの切り替えが違和感なく観られる。

監督はジョー・ジョンストン。どういう巡り合わせか、全ての監督作を観ている。ジュマンジまではどうもキレのない人だなあと思っていたのだけど、「ジュラシックパーク3」で(話はともかく)あか抜け、「遠い空の向こうに」ではすごく好きな作品を撮っていた。「オーシャン・オブ・ファイヤー」は雰囲気は「遠い〜」、売るための味つけが「ジュラシック〜」。若干バランスが悪いかな?10点中7.5点。
砂漠の風景はどこを切り取っても美しい。地味〜に凝った絵が多く、なんにもない砂漠の方向感覚を地味〜に破綻なくまとめている(下手な人が作るととっちらかると思う)。静かに男らしい映画だった。ラブシーンがないのがいい。実際のフランク・ホプキンスという人の人生が格好よすぎるので、ラストが劇的でなくても充分。

B0009EP0ES遠い空の向こうに


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良い映画です。俳優の抑えた演技を引いた絵で淡々と繋いでゆく。
これも実話。高校生四人組=ロケットボーイズが独学の研究でロケットを十月の空に打ち上げる(このシーンがまたいいんだ)まで。
原題の"OCTOBER SKY" は"ROCKET BOYS"のアナグラムなのだ!
どうして日本の配給会社はこんな阿呆な邦題をつけたのか?

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2005年8月24日 (水)

マーサの幸せレシピ

B00008VH7Xマーサの幸せレシピ


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仕事は一流だが人付き合いの苦手な女性シェフが、母親を失った少女や人生を楽しもうとするイタリア人シェフと接するうちに、自分の人生を見つめ直していく様を描くハートウォーミングムービー。(Amazon紹介より)

料理のフレンチ、イタリアンの印象が強くて、かなり途中までドイツ映画だと思ってなかった…。
グランシェフのマーサはかなり我が強くて、気に入らない客に喧嘩を売ったり生肉をつきつけたりで困ったちゃんである。店にとって痛し痒しがあってもクビにならないのは、もちろん腕もあるだろうけれどお国柄もあるんだろう。シェフも客もお互いにクレームつけあって戦っている。
マーサはその性格設定でずっと硬い表情をしているのだけど、その分笑顔になった時がキレイ。美人な女優さんなのだけど、わりと立派な体格であった(その分リアルさは感じられる…、例えば売れっ子ハリウッドじょゆーがキャスティングされていたら、ただのコメディ映画になっちまいそう)。

ヨーロッパ映画らしく展開に抑揚がないというか抑制がきいている?ので、どこで感情の起伏があったのか気づけなかったりする。そのまま観ていると積み上げられていく画面でじわじわと腑に落ちていく。ラストの日々の点描でふんわりとまとまり、おしまい。なかなか後味の良い映画だった。10点中6.5点。
「シェフのいない厨房はただの台所だ」の台詞が好き。

ドイツ映画といえば。

B00005V2OQカスケーダー
ハーディ・マーティンス

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NO STANT! NO CG! NO STORY!
お気に入りおバカアクション映画。
アクションと繰り返し間抜けネタと、ヨーロッパらしい色づかい。時々すごくセンスのいいレイアウトがある。
主役のハーディ・マーティンスのアクションが抜群なのはもちろん、お転婆ヒロインが可愛い。

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2005年8月18日 (木)

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

B0007Y9LAYスカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー


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鉄人28号みたいなロボットが軍団、わっかに広がる光線銃、戦闘機じゃぼん、アンジェリーナ・ジョリーはアイパッチ、萌え〜!なはずなのだけど…。
なんか駄目でした。途中から早送りにしてしまいました。
映画はジャンルごとに頭を切り替えて観られるタチなので話に中身がなくても耐えられるのですが(だってヴァンダムやセガールやドルフ・ラングレン好きだもん)、テンポの悪さには耐えられないようです。

監督は超新人超大抜擢だったようですが、もーちょっと演出を勉強させてあげるべきだったのではないかと思います。せっかくのアイディアも、頑張ってCGつくっても(たいそう平面的で密度の薄いおかしなパースとった画面や気持ち悪いカメラワークが多かったけど)、ブルーバックで演技しても、もったいねーったら。センスがいい分もったいねーったら。「キャシャーン」と似たような境遇の映画かもしれません。←意気込みとセンスは買うが、実力不足ってヤツ。

ジュード・ロウのレトロな美貌(好みではないのでよくわからんけど)とグウィネス・パルトロウのブロンドがとても綺麗に撮れています(が、彼女の運動神経のなさがカバーできていないので、すげー鈍くさいのがばれちゃって可愛そう)。アンジェリーナ・ジョリーのビジュアルもはまってます(でもフィルターかけすぎでみづらいぞ)。思えばブラピの新旧彼女の競演なのでした。守備範囲広いなー。

いつもは点数つけてるのですが、きちんと観られなかったのでナシにしました。
ちなみにあちこちでレビューを読んでみましたが、そんなには評判悪くない作品です。

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2005年8月 2日 (火)

宇宙戦争

「ジュラシックパーク」を観た時にも思ったのだけど(特に2,3)、スピルバーグ監督は幾つか引き出しを持っていて、今回引いた引き出しが「パニック映画」だっただけではなかろうか…。
「ようし、次は恐竜でパニックだ!」「恐竜、それも翼竜で大パニック〜!」「今回は宇宙人だ、オチもあるしね!トムもパニックパニック〜!」とかそんなん。今回はオチをCG班にまかせてパニックに専念、楽しいなーみたいな。あのオチを膨らませてサイエンスフィクション映画にすることは可能だっただろうに。潔いったら。

なのでパニック映画としてみれば十分おもしろい。
大殺戮は容赦なく悪趣味だし、宇宙人や宇宙メカ(?)はマンガでわかりやすいし。
(宇宙人が稲妻に乗ってやってくるなんて〜)

丘でのあり得ないぐらいに密集した軍の攻撃シーンと踏切のシーンがお気に入り。かっちょいー!

warobtheworlds

この踏切の炎の列車シーンはほんとに好き。無駄がなくていいのだ。
10点中7点。そのうち0.5点はこのシーンのために(ちなみに特にストーリーには関係ない)。
家族愛よりまず自分(むしろトム以外が)とかトム・クルーズがあんまり役にはまってないとか(なんじゃあの格好…、パーカー+ブルゾンだって)、宇宙人関係に伏線要素が置き忘れすぎ足りなさすぎとか(主題のような気もするが)あれこれ薄っぺらいので、ドラマでなくパニック映像+衝撃のティム・ロビンス(そっくりさんかと思った)だけをみどころとする。

わりと熱くならずに語っているぼるしちさんのところにTBさせていただきました。

ところで、
「大阪では5体も倒したらしいぜ」の台詞を
「大阪ではオバちゃんが5体も倒したらしいぜ」に変えたら面白いと思うんだけど…(とツレアイが)。

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2005年7月20日 (水)

映画「木曜組曲」

B00008Z6KD木曜組曲


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恩田 陸作『木曜組曲』の映画化作品。(視聴覚資料として借りた。図書館万歳!)
浅岡ルリ子、加藤登紀子、原田美枝子、富田靖子、鈴木京香、西田尚美の豪華キャスト。六人の美女たちは壮観(二人ほどあまりお上手ではない人がいたのでどうかと思ったけれど、なんとかもった)。
ちょっと凝りすぎていて気恥ずかしいような画面や、建築物、調度品、鎌倉の風景が美しい。

やはりいちばんの興味は「スパゲティを茹でる男」がどう描かれているかだったのだけど、そのシーンは「自分の主張をまくしたてる奇異な女性」として処理されていた。えい子の作る料理の贅沢さ、女性たちの健啖ぶりはいささか段取りめいているし。
…まあ男にはわかんないか(監督は篠原哲雄氏)。
…という感想は、原作を読んで共犯めいた共感を覚えた女性の身ゆえ。
時子の死の謎については変更があり、まあ許容範囲かと思う。

常に原作を意識しながら観てしまったので、映画そのものの出来については採点不能。
観客ターゲットがよくわからない作品ではある。ミステリとしては弱いし。
鈴木京香の喫煙する姿がポイントか?

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2005年6月13日 (月)

ザ・インタープリター

interpreter

もうちょっと気のきいた邦題だったら良かったのにね。原題のまま「通訳」ではあんまりだし、むずかしいところ?

アフリカの幾つかの国、その厳しい歴史や今現在までがモデルになっている。
自分的には、勉強不足の上、仮想国家マトボには大統領に二人のライバル陣営があり、ニコール・キッドマンの国連、ショーン・ペンのシークレット・サービス、大統領の警護班など、入り組んで絡む登場人物の名前と顔が一致しにくくってだいぶ損をした…。
10点中7点。
バスのシーンがいちばんだった。
全ての登場人物の感情の動きが過剰でなくて良かったな。
ニコール・キッドマンはほんとにべっぴんさんなので、見惚れてしまう。かっちりしすぎない衣装のセレクトがお洒落で、さりげなーい重ね着が素敵に似合っていた。キャスリーン・キーナー(ちょっと歳をとったけれど、やはり雰囲気美人)も同じく。あと、部屋のコーディネートも良し。衣装デザインとプロダクションデザインにポイント加算。あとニコールのルックス(笑)

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2005年6月 6日 (月)

リベリオン

B0000C4GMNリベリオン -反逆者-


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第三次世界大戦が終結し、地球という星の破滅を恐れた人類は戦争回避のために感情を抑制する道を選んだ。特に芸術に対する抑制、違反者への処罰は常軌を逸するものとなる。違反者を取り締まる「クラリック」は“ガン=カタ”〜銃を使用する武術の型〜を修め、その役割に務めていた。

こういう映画は設定をのみこんでついていけばいいのであって、揚げ足とりしても仕方ない。シーンをつくり込み過ぎておざなりになっている進行はご愛敬。
トレーニングを積んだとはいえ、クリスチャン・ベールの動きは若干キレがないし、ショーン・ビーンはガン=カタを修得しているようには見えないからだつきなのだけど、ただのアクション俳優には二人の演技はできまい…、うまいんだ。ショーン・ビーンて、あきらめの演技が良く似合うよな。エミリー・ワトソンとのシーンもストイックなようでエロかったりする。
容赦のない銃撃戦、ガン・カタは気持ち良く笑えるし(笑っちゃった)、ストーリー上必要な感情表現の他に挟み込まれたほんわかエピソードが邪魔にならないバランスになっている。
10点中7.5点。
ガンマニア、武術マニアの監督の、それに対する愛情だけが前面に出ない映画づくりの姿勢がけっこう好き。

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2005年6月 2日 (木)

火山高

B00008P0UO火山高


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おバカワイヤーアクションCGエフェクト格ゲー映画。
主役俳優さんがサッカーの稲本選手に似ていて困ってしまった(?)。

意味不明の巨大鉄骨セットでの攻防は、無茶苦茶でパワフル。
キャラクタ−設定、ストーリー共にオリジナリティが全くないものを、ゴリ押しで突き通すことで成立させている。
10点中6点。
必要のないものまで説明して逆にわかりにくくなっているシーンがあったり、アクション慣れしていない女優さんが格好悪かったりが勿体ない。
明らかにチャウ・シンチーの影響を受けて作られた映画だと思うけれど、映画全体の流れ、アクションの組み立て、効果的な映像の配置、キャラクター造形など、完成度は及ばない。でもすっごく楽しそうだしがんばって映画をつくっているので、邦画の現況を鑑みると羨ましくもある。

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2005年5月30日 (月)

Shall we Dance?

どうして日本の予告CMは、平気でネタばれをするのか!
アッタマきちゃうなー、もう!!

10点中6.5点…だけど、原作を知らなければ7.5点いけると思う。
クラスアップした夫婦二人の設定アレンジや、息子や同僚の細かいエピソードも好もしい。
(原作では原日出子の何が不満なのか?と思っていたクチなので、スーザン・サランドン(胸の谷間すげー)の扱いが心地よかった)
それぞれの持ち味を加味して、原作以上ではなくとも以下ではないキャスティング。
文化の違いだけあって、リチャード・ギアは正装すると様になってしまうし、スタンリー・トゥッチ(ラテン男)はサラリーマン姿が貧相に見えなかったりするのだけど。草刈民代のオーラと踊りにはかなわなかったジェニファー・ロペスはまあ仕方ない。押さえ目にがんばっていたと思うし。

ジェニファー・ロペスはデビュー作をみてる。

B0002CHNOMマネートレイン


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オーディションを勝ち上がって掴んだヒロインの座。
後々成功するだけのことはあったということかな?
初めはサルマ・ハエックかと思ってしまった(笑)
ウェズリー・スナイプスと積極的にいい仲になる役。

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2005年4月16日 (土)

トルク

トルク


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超おバカ映画、バイク編!
西海岸の熱い陽射しがヤツらとオレの脳を灼く!

四輪乗りと喧嘩してー、地元のバイクチームと喧嘩してー、
喧嘩別れした恋人といちゃいちゃバイクで絡んでー
(バイクの上で絡むのではなく、バイク同士で絡むのダー)、
肉厚なねーちゃんが泡でバイクを洗っててー、
バイクのエンジンも灼けついてー。
だんだん観ている方の脳も灼けてくるので、
レーサーレプリカタイプのバイクで林の中を突っ走っていても、
列車の上でマトリックスリローデッドごっこしていても、
うひゃひゃひゃひゃ。突っ込む必要なんてあるんだろうか。
普通に美男美女な俳優が画面を賑わし、アイス・キューブが更に煽る。
一応ストーリーはあるのだけど、主役の「オレじゃない!」よりも
アイス・キューブの「イエーじゃねえ」の方が心に残る(吹いちゃったよ)。

続きを読む "トルク"

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2005年3月26日 (土)

マイノリティ・リポート

※2005年3月29日に追記した箇所があります。突っ込んでください…。

マイノリティ・リポート


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『ペイチェック』に続いてフィリップ・K・ディック原作ということで…。
予算はずいぶん違うけれど、その分ぐらいはちゃんと面白い。
話そのものは突っ込みどころ満載。謎もオチも予想外ではない。
(プルコギの人権があそこまで無視されたシステムが成立するなんて!
 予想犯罪者って、犯行現場で逮捕したんなら犯罪未遂で逮捕しろよ、とか)
映像を楽しむ映画なんだろう。
でも、縦に配置された道路システムのシーン、
もうちょっと見応えあると思ったんだけどなあ?
ビジュアルイメージを手で操作したり、予知が球体に刻印されたり、
どこかアナログなところが、原作の発表年代を想起させる。
日本庭園の様式美と違う、わさわさ植物が生い茂る博士の庭が美しい。
(このあたりも『ペイチェック』のフラワーショップとの予算の違いがあからさま)

10点中7点。
スピルバーグ+トム・クルーズだから、点が辛くなる人も多いだろうけれど。
原作ファンの人は、及第点をくれるのではないかと。
(自分は読んでませんが)
かなり尺が長いのだけど、飽きずに観た。
追う者、追われる者の緊迫感はいささか足りないような?

いちばん恐ろしいのは嘔吐棒だった(笑)
GAPの買い物シーンもおかしい。

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2005年3月16日 (水)

LOVERS

LOVERS

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チャン・ツイィーの美貌がなければ成立しない映画、これで何本目?
編み笠かぶっても可愛いんだぜ(笑)
『グリーンデスティニー』よりも男装姿がグッとくるのは、
さすがのワダエミデザイン。
衣装はあかぬけすぎぐらいに格好良くて、
どのシーンも木々や草花などの自然物の配置が美しい。
話はわりと阿呆なのだけど、
ひたすら配色とレイアウトに凝っている。
10点中6.5点。
出演陣のせいか、『HERO』に比べると、殺陣が甘い。
(でもチャン・ツイィーの踊りをやっと観られた達成感はある)
『HERO』から派生したであろう作品なので、勢いが劣る。

竹林で朝廷の兵士が襲ってくるシーンがお気に入り。
横縦長のレイアウトがいいー。
悠長に枝をはらっているのも間抜けでなんともいえない。
全体にCGの使い方が直球なので、文句を言う気分にならず、
笑い飛ばせるのがマル。

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2005年3月 9日 (水)

ウェディング・プランナー

ウェディング・プランナー


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ひさびさにこんなダメ映画を観ちまいました。
またこのソフトのパッケージがひどいのですが、
内容の程度をアピールする意味では、正しいのかもしれません。
10点中3点。
どこに点数をつけていいのかわからない映画ですが、
あんまりにもひどすぎて心に響くわけでもないので、腹もたちません。
ジェニファー・ロペスの有能な仕事振りを描写したり、
着せ替え人形にして楽しむとか、いろいろできると思うんだけど???
マシュー・マコノヒー、なんだって出演したんだか?
ひどいオトコになってます。半開きの口に困ってしまいます。

まさしくウェディング・プランナーのT'さんに
紹介しようかなーと思って観てみたのですが。
T'さん、役に立たない映画でしたよ…。

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2005年3月 3日 (木)

彼女を見ればわかること

彼女を見ればわかること


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母の介護、不倫の恋の妊娠、シングルマザー、
病を養う相手を持つカップル、盲目の妹を持つ刑事。
それぞれの事情を持つ五人の女性のエピソードが、
ささやかに交錯するオムニバスストーリー。

いかにも辛い題材なのだけど、あまり嫌な気分にならない。
それぞれの女性が、自分の身を置いた場所に対してなげかずに、
しっかり自分で立っているからだろう。
女性の心や感情を丁寧に描き、
その見守る目が暖かく、理想を持っているのは
男性監督だからこそかもしれない。
女性刑事がラストに走っていくシーン、雰囲気がある。
不倫の女性支店長の指輪エピソードにドキリ。

10点中8点。
淡々と進んでいくスピードのわりに、飽きなかった。

監察医の役の男性、『今そこにある危機』に出ていた麻薬王の人だと思うんだけど…。
雰囲気を変えると、知的で格好よくみえるんだなあ。役者は凄い。

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2005年2月 8日 (火)

ドラムライン

ドラムライン


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「チアーズ!」のマーチングバンドバージョンといったところ。
ただし、主役の男の子にキルスティン・ダンストほどの魅力がないかな。
まあ、才能のあまり傲慢、な役柄だから…(なので、挫折後は少し可愛くなる)。
そして若者の恋はイージーだのー。

日本ではまずみられることのないマーチングバンドの規模は迫力。
10点中6点。
なにかもう一つ音楽のシーンが食い足りない気がする。
演出が型通りすぎるんだろうな。
でも題材の良さで一見の価値有り。

才能のある黒人の少年が、破格の待遇で進学。
人々との交流と、挫折、恋。思えば同じ題材を用いた映画。

小説家を見つけたら
ショーン・コネリー

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おさすがのガス・ヴァン・サント監督作。
青春映画の素材はエッセンスとしてしか使っていない。
抑制のきいた、穏やかで雰囲気のある画面。
会話にウィットがあり、過剰な演技がない。
さりげないけれど、色彩センスがとっても好み。佳作です。

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2005年2月 5日 (土)

Mr.インクレディブル

普通に楽しい映画だった。
アニメーションでないと作れない映画だし、
3DCGのバランスも凝り過ぎず押さえてあって好感。
(セーターや髪の質感がなかなかのものだったけど、押しつけ感なし)
10点中7点。
脚本もよくできていると思う。もうちょっとはっちゃけてても良かったかな。
悪玉ロボットの存在感が薄かった。決め技がないせい(ストーリー上仕方ないけど)?
字幕版で観たのだけど、サミュエル・L・ジャクソンはまんまだった…。
そろそろ公開が終わる館も。

最初についている短編はいらないなあ。
キャラに魅力がないし、ありきたりでタイクツ。
(…あ、でもお子さんにはぴょんぴょんが楽しいのかも)
公式サイト

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2005年2月 1日 (火)

カンフーハッスル

チャウ・シンチーの侠気(笑)を感じる映画。
のっけから、「サッカーなんかやめだ!」と言われてしまうので…。
あ、そういう心づもりでいればいいのね、と。
見た目のキタナい男女ばかりが登場し、泥臭くてベタなギャグが続く。
くるぞ、とわかっているのに笑ってしまう。
武道を嗜む俳優たちの殺陣は、素晴らしい。
好みかどうかだけで言うと、
10点中6点。
前半、あまりにもチャウ・シンチーに魅力がないんだもん…。
ストーリー上、仕方がないとは言え。
あそこまで落ちぶれられるのも凄いんだけども。
(路面電車に乗って、アイスを垂らしながら悪態をついてるところとか、可愛い)

公式サイト

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2005年1月31日 (月)

マッハ !

マッハ ! プレミアム・エディション
プラッチャーヤ・ピンゲーオ

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こういう映画の場合、ストーリーについて言及するのも野暮なので…。
主役のほとんど喋らないトニー・ジャーのアクションがひたすら素晴らしくて、
(演技面で支える同郷のハムが、お笑いの木村祐一兄さんに似てた)
がんばっているであろうスタッフが更なるレベルアップをすれば、
これからこのチームが撮る映画はもっともっとよくなりそう。
10点中7点。
アクションで目新しかったのは、
・肘をつかった頭部への攻撃
・二階のガラスを突き破って落下しながらもトドメ
・突進力(早回しはなくても、中抜きはしてるのかなあ?
     だとしても移動距離は凄い)

今後、アクションが危険な方向へエスカレートしないことを祈りつつ。

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2005年1月27日 (木)

オーシャンズ12

それにしてもキャサリン・ゼタ・ジョーンズは美女だよなあ。
彼女以降のLUXのCMを観ていると(日本人の特権)、
正統派美人の画面映えの良さは、まだ越える人がいないと思う。
(それぞれこれから旬の美女揃いで、楽しいんだけど)
その彼女の恋人役、ブラッド・ピットとの回想シーンはマブシ〜!
オーシャンズ11.12のブラッド・ピットはどちらかといえば、
うさんくさい容姿を作っているのだけど、
このシーンだけはブロンドを伸ばしていて、ハンサム男そのまんま。
音楽も煽るし、画面は白く飛んでるし、笑ってしまった。
マット・デイモンのヘタレぶりはいかすし、
ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツがいちゃいちゃしてるのも可笑しい。

10点中6点。微妙…。
前作に比べると、トリックのスケールが小さいし、画面も凝っていない。
キャスティングと共に、全編悪ふざけ。期待していると拍子抜けする。
それぞれのキャストに対して与えた役割が不充分すぎる。
…だけど、このキャストで悪ふざけができるのなら、
それはそれでいいのかもしれない。

前作に劣らず良かったのは、衣装。
ドン・チードルのピンクのスーツが最高。
それぞれ役柄に合った服で、みんな着こなしている。
(ジョージ・クルーニーがいちばんださい格好かも…)

公式サイト

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2005年1月18日 (火)

ブレーキ・ダウン

ブレーキ・ダウン
カート・ラッセル J.T.ウォルシュ ジョナサン・モストウ

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そういえばジョナサン・モストウ監督のこの作品は未見だったなーと。
始まった途端にいや〜な雰囲気が漂い、
出てくる登場人物もみんないや〜な奴で、
ちーっとも感情移入はできない。
でもどうしようもない半端男をカート・ラッセルが不様に、
無気味な男をJ.T.ウォルシュが物腰柔らかに、
それぞれうまーく演じてる。演出もリアル(銀行で武器を探すシーンがイイ)。
10点中6点。
爽快さはないんだけれども、妙にうまいんだよなー。
お約束シーンや説明をばっさりカットしていて潔い
(引っ越しに至る経緯や、友人との仲、犯罪への動機など)。


カート・ラッセルのもたもた感が気になったのだけど
(今まで観たアクション映画だと、もっときびきび)、
演技なんだろうか、トシなんだろうか…。

ソルジャー
カート・ラッセル ポール・アンダーソン ジェイソン・スコット・リー

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けっこうこの映画が好きだった。
カート・ラッセルの幼少期役の少年が出てくる。
金髪に青い瞳がそっくりで、「よく見つけたなあ」と思っていたら、
本人の息子だった。なかなかのハンサムくん。

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2005年1月 9日 (日)

ターミネーター3

ターミネーター 3 プレミアム・エディション
アーノルド・シュワルツェネッガー

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ひさびさアクション映画で爆笑した。
(この場合、少林サッカーをみて笑うのとは違う)
え、すごくおかしかったんだけど。
アマゾンの評価をみたら、おそろしく低いのね。
1も2も、もちろん好き(それぞれ5回以上は観てるだろう)。
でも前作から10年以上経って、元の監督が撮らないのなら、
ターミネーターは人間ではない、をコンセプトに
アクションシーンを組み立てたジョナサン・モストゥ監督はエライと思うけど…。
クレーン車暴走シーン(固定脚が出たり入ったりするのはミスだ〜)、
トイレ一騎打ちシーン(それも男女それぞれまたがって)は最高!
10点中8点。
あんなにショボくなっちゃったジョン・コナー(ちょっとマイケル・ビーン似)、
気がつけばずいぶん大人になったクレア・デーンズは確かに華がない。
でも最後のオチもなかなかだし、一所懸命の辻褄合わせも
ケナゲで好感もてるんだけどなー。劇場で観ればよかった。

この続編は許せない、という方の心理はわからないでもない。
まだご覧になっていない方、最初から笑うつもりでどうぞ。

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2004年12月27日 (月)

S.W.A.T

S.W.A.T コレクターズ・エディション
サミュエル・L.ジャクソン

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所属していたSWATチームで、相棒に振り回され続けていたストリート。
武器保管庫へ転属され、半年後にようやく復帰。
その頃ロサンゼルスでは、国際指名手配犯がとるに足らない罪から拘置されていた。

意外にも、わりとおもしろかった。
ありがちな話だし(ちぐはぐ感有り)、
SWATの描写はリアルなようでそうでもないのだけど。
銃撃戦や突入、作戦プロセスはきっちり順序良く撮り、
逆に登場人物の内面は想像の余地もなく、みたまんまという、
切り捨てっぷりがよかったのかな?
予告で流していた、「オレを逃がせば1億ドル支払う」までが案外長くて、
このエピソードを中心に組み立てればよかったかも、とも思う。
10点中7点。

・違うカメラで撮った絵の入れ込み方(なんて書けばいいんだ?)がうまくないような…。
・コリン・ファレルの眉の立体感がすごかった。

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2004年12月24日 (金)

トゥー・ウィークス・ノーティス

トゥー・ウィークス・ノーティス 特別版
ヒュー・グラント サンドラ・ブロック

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ヒュー・グラント、サンドラ・ブロック主演のロマコメ。 退職通知は二週間前に、の意味のタイトル。

サンドラ・ブロックがヒュー・グラントに雇われて有能ぶりをみせる展開までは割と早い。
主演二人の気楽な雰囲気が画面にも出ている。
監督兼脚本のマーク・ローレンス (『デンジャラス・ビューティー』)も
なじみのスタッフだし、和気あいあいの様子が伺える。
ストーリーもユーモラス部分もするするテンポよく進んでいく。
予告をみて心配していたほどクサくない。

実は乙女ちっくなことに、同じくサンドラ・ブロック主演の
『あなたが寝てる間に…』が好きだったりする。
かなり無理めな設定ではあるのだけど、考える間もなく受け入れてしまう。
この映画との差って、サンドラ・ブロックの恋する相手の魅力。
ヒュー・グラント自身は魅力的に演じているけれど、
ハンサムだけどで気概のないすけこましのボンボンという設定を
素敵!と思えるかどうか…。
充分楽しめるけど、画面もエピソードもなんとなーく上滑り感がある。
主役の設定が徹底してないからじゃないかなー。
10点中7点。気分がのれば8点。

ついでに、クリスマス気分にひたるならこれはお薦め。

あなたが寝てる間に…
サンドラ・ブロック

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わたしのベストクリスマス映画はこれだけど。

ダイ・ハード
ブルース・ウィリス

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行き詰まった夫婦仲もこれで解消!
奥さんから旦那さんへのクリスマスプレゼントは靴に決まりさ!
旦那さんからは−、会社にいる間に使ってもらう、スカーフかな。
(胸の谷間の安売りを嫉妬しないためにね)

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2004年12月22日 (水)

マイ・ボディガード

http://www.mybodyguard.jp/
今回は「良いトニー・スコット」(笑)。
二時間二十四分の長尺、飽きることなし。
ストーリーが読めてしまうとか、そういうことで観る映画でなく、
そこに至る映像を楽しむ映画かな。
かさついた太陽光線と、陽の当たらない場所の湿度が印象的。
凝ったカットを本筋に支障なく入れ込む理性はセンスだと思う。
音楽の使い方が特に気張ってないのによかった。ベテランの余裕かしらん。
荒唐無稽な描写をキャスティングで押さえている。
主役の二人はおさすが。脇も無理してなくて好感。
(がんばっちゃった感が出てたのってママぐらい。役柄もあるけど)
10点中8点。
むしろ前半のクリーシィの心理描写がとってつけたような感じだった。
いかしきれていない脇役がもったいない。

笑える気になった箇所
・「メキシコ万歳」なテロップ
・女性二人の下着が黒
・ダコタ・ファニングの歯並び(このぐらいの方が可愛げがあるかも)

ジャスの部屋 -いん ぶろぐ-さんにTBさせていただきました。

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2004年12月12日 (日)

アンブレイカブル

アンブレイカブル
ブルース・ウィリス M・ナイト・シャマラン サミュエル・L.ジャクソン ロビン・ライト・ペン スペンサー・トリート・クラーク

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列車事故で唯一人生き残ったデイヴィッド。
彼は生きる目的を見失い、毎朝を悲しみで迎える日々を送っていた。
生まれ落ちた時から骨の脆さを伴う人生を送るイライジャが、彼と接触する。

実は『シックスセンス』を観たことがない…(笑)
初めてのM・ナイト・シャマラン監督作は『サイン』だった。
その時と同じく、「ああ、これマジでやってるんだな」と、
自分を納得させながら観てた。
一歩間違うと、ギャグな設定。
なのだけど、監督には迷いなくマジでつらぬく意志がある。
大前提であるデイヴィッドの正体以外は、
設定や話の運び、心理描写、映像、よくできていて、
反駁するより前に、最後まで観させられてしまった。
役者も役割をよくこなしていて、邪魔にならない。
10点中6点。
いや、なにかはかりしれない監督だと思う。恐るべし(・ω・)

そういえば劇場公開時の予告がすっげぇカッコよかった。
観ようと思っていたらあっというまに終わったので、今まできてしまっていたのだけど。
(まあそういうことですよね↑)
予告は日本での配給会社で作っているはず。やるな〜。

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2004年12月 2日 (木)

ペイチェック

ペイチェック 消された記憶
ジョン・ウー

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守秘義務のため、契約の終了ごとに記憶を抹消する時代。
三年の長期にわたる契約を終えたマイケルに残されたのは、
自身で行った報酬の解約の事実と、封筒に残された20のアイテム。

あり得ねーって設定ですが、そんなのはかまいません。
あり得ねーって映画の出来は勘弁。
ワタシは悲しい…。
10点中3点。
予告を観てヤバそうだなあと思い、映画館に行かなかったのは幸いでした。
ウーさんのこと、嫌いになっちゃうもん…。

ベン・アフレック、からださばきがもたもた。
筋肉のつけかたが悪かったのでは?
バイクシーンは、もうちょっと頑張ってくれないと、スタントの絵と繋がりません。
本人も、出来上がりが残念だったろうと思います。
イメージ的に"What?""Why?"の台詞がよく似合う演技をしてました。

欲求不満で、『ブラックジャック』『フェイスオフ』『ハードボイルド(男たちの挽歌)』を観たくなりました。
ジョン・ウーならこのあたりが好き。『ブロークンアロー』とか。
好きな分だけがっかり。

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2004年11月28日 (日)

セレンディピティ

セレンディピティ
ジョン・キューザック

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NYで「幸せな偶然」から出会った二人。
その出会いは運命か、再び出会えるのか。5ドル紙幣と本に託す。

このblogのタイトルはをここからとったわけではないのですが。
せっかくなので、観てみました。
(わたしの場合、"serendipity"の訳は、
「幸せな偶然」ではなく「偶然に幸福を発見する能力」として覚えていました)

『めぐりあえたら』『天使がくれた時間』あたりを想起させる映画でした。
主役や舞台設定があか抜けすぎているかなあと思っていると、
「彼がハナクソをほじるハゲ男なら諦めもつく」という象徴的な台詞が。
上記二つの映画から生活感を排除していくと、この映画になるのかもしれません。
その狙いの分を補強してくれる何かがあれば、もっと映画のグレードが上がったのかも?

ケイト・ベッキンセールが年代ごとにチェンジしている髪型は、どれも可愛いです。
ジョン・キューザックもスマートな役柄をさらりと演じてます。大人な役者の姿勢。
感じ悪い人やエピソードが出てこないので、最後までふんわり楽しめます。
10点中6点。気分が乗れば7点。
ラスト前、空から降ってくるものを眺めるシーン、淡々と綺麗です。

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2004年11月26日 (金)

チアーズ!

チアーズ!
ジェシー・ブラッドフォード

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ウォーターボーイズのチアリーディング&キルスティン・ダンスト版。
(大ざっぱ〜)

話や構成は青春スポーツものの王道。
キルスティン以外のキャストにあまり魅力がないのだけど。
(大学生のカレの「赤いとっくりセーター」と、
 西海岸ハンサムらしき同級生のヒゲの剃り痕が、すごく気になる…)
でもハマればすっごく楽しい映画。
アメリカ西海岸の、突き抜ける青い空の風景が映画にマッチしてる。
日本であまり目にすることのないチアリーディングの実際は見応えあり。
(たぶん本物のチームを使っているんだろう)
キルスティンのスタイルの良さも楽しめる。
10点中7点。
パイレーツ・オブ・カアリビアンより面白い…?
映画の規模から考える効率性ってことで。

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2004年11月22日 (月)

パイレーツ・オブ・カリビアン

パイレーツ・オブ・カリビアン
ジョニー・デップ

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今さらみていないとか言えなくて(別にいいんだけど)、こっそり借りてきました。

評判通り、ジョニー・デップの妙な役は、徹頭徹尾カッコ悪くてよかった。
キーラ・ナイトレイは可愛い。オーランド・ブルームはハンサム。
これだけでだいたい話や動機が成立していた気が…。見目麗しいお二人。
同じカット内で月明かりによる変化が起こる描写や、
小気味良い船同士の攻防など、かっちょいいシーンもありつつ、
アジア圏の器用な殺陣を見慣れている身には、たるい殺陣もありつつ。
ちょっとしたお楽しみにいい映画だった。
10点中7点はつけすぎか…、6.5点。
もうちょっと尺が短かったら良かったかも。

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2004年11月16日 (火)

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

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アメリカに住むギリシャ系ファミリーの次女、賞味期限切れ30歳。
ベジタリアンのアメリカ人の恋人と結婚することになって、さーたいへん。な映画。
(30歳女性は賞味期限切れじゃないよぅ!…と遠吠えしてみる)
ほんとは仕事の資料で「チアーズ!」を借りようと思っていたのがレンタル中で、
がんばる女のコつながりでこれにしたのでした。

体験を元に独り芝居→トム・ハンクス夫妻の後押しで映画→口コミで拡大公開
サクセスストーリーはヒロイン役のニア・ヴァルダロス自身のもの。
ブスな店の案内係から脱却した時のあか抜けっぷりはすごい。
ある意味「デンジャラス・ビューティー」のサンドラ・ブロックよりも。

面白い部分もあるのだけど、それが続かなくってちょっとたるい。
キャラクターやシチュエーションの紹介だけで終わっている感があるので、
後日談をTVシリーズで、というのは正解かも。
ヒロインの親の時代錯誤が激しすぎて、
ヒロインが奮闘していてもその成果に共感ができなかった。
奮闘といっても、親やトラボルタ似(笑)の彼に甘えているだけだったりするし。

ウェディングドレス姿をもうちょっと美しくみせてくれたら良かったのになー。
笑えるけれど、××みたいな花嫁よりは、うそっぱちでもカタルシスがある方が嬉しい。
10点中5点。

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2004年11月15日 (月)

ゴースト・オブ・マーズ

ゴースト・オブ・マーズ


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2002年公開作。
監督:ジョン・カーペンター
出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、アイス・キューブ

おや、ジェイソン・ステイサムが出てる。ラッキー。
火星の幽霊と闘う、ってそのまんまですがそれだけの映画です。
もうひどく低予算な映画なのですが。
画面の色調を赤く振って、暗ーく落として、一所懸命ごまかしてけなげ。
KISSなヘビメタゾンビが出てきて、スパスパ首をちょんぎってます。
全体ののんびりいきあたりばったり感がなんとも言えません。
でもこれでカーペンター監督の評価が下がるとも思えない…。
面白い存在の監督だなあ。
途中ベケベケいってる音楽は監督作なんだろうか…。
ハリポタより面白かったです。えぇ〜?
ナターシャ・ヘンストリッジ、好きなのだ。
見たことあるなあと思っていたら、
女の子の新人は、「パラサイト」に出てた子でした。
散漫な感想ですが、映画もこんな感じです。
10点中5点。

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2004年11月 8日 (月)

ハリー・ポッターと賢者の石

実は読んだことも観たこともない、と云ったら、
友だちが映画のDVDを貸してくれました。

さすが、魔法学校側の役者さんたちはみんな良いですね。
子役もどんぴしゃなキャスティング。
ハーマイオニー、三作目ではすっかり大人っぽくなっているようで、
成長過程を見守るのも楽しみの一つになりそう。
日本人にはちょっといない、もさもさの髪の毛といい、可愛い〜。
(あれ、ブロンドをわざわざ染めているんだそうですね)

映画自体はあまり面白くなかったです。
素材のまんまお皿に盛った感じ。勿体ないなあ…。
最優秀療賞の発表のシーン、
あの順位の発表のやり方はどうなんでしょうか、校長先生。
肩透かしをくらった生徒は、教育者不信におちいるのでは…。
原作はどうなってるのかな?
10点中4点(ほんと調理不足)。

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2004年11月 1日 (月)

チャーリーズエンジェル フルスロットル

映画館で見損なっていたので、借りて観ました。
キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ドリュー・バリモア。
ロバート・パトリック、バーニー・マック、ルーク・ウィルソン、マット・ルブラン。
ブルース・ウィリス、デミ・ムーア。
わたしにとっては結構嬉しいキャスティング。
あれー、なんか今イチだぞー。
1はもっと面白かったのに。監督McGどうしたの?
CGの使い方、色調のコントロールが特に悪のりしすぎ。
…疲れてしまいました。
10点中4点。
なんだかんだでエンジェルたちが可愛いから。
でも前作はもっと可愛く撮られてたと思うぞ。
あと、80〜90年代ロックの曲の入り方に、時々笑ってしまった。

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2004年10月18日 (月)

ヘルボーイ

マイク・ミニョーラ原作のアメコミの、
原作ファンでもあるギレルモ・デル・トロ監督による映画。

http://www.uipjapan.com/hellboy/index.htm

主役ヘルボーイ=ロン・パールマンはほんとに原作そっくりだった…。
苦労してキャスティングしたそうだから、そのかいあったことでしょう。
とても五十四歳には見えなんだ。

ミニョーラの独特な色彩センスが
(仕事していると、引き合いに出されることが多いんだ、これが)
画面に出ていたかというと、もう一歩、という感じ。
監督の入れ込み具合が、シーンによってバラバラだった。
炎のシーンは美しかったな。

10点中5点。

この映画、きっと大切につくったんだろうな、
という好感で1点追加。
日本のみディレクターズカットで公開の2時間12分は長い〜。

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2004年10月12日 (火)

トゥー・ブラザーズ

身勝手な人間の行動により引き裂かれた、
二頭の兄弟の虎の数奇な運命を描いた…映画。

脚のぶっとい仔猫な虎が可愛い。
それにしても虎のマーキングって美しいな。

内容は…、人も虎もそれぞれの関係も、
中途半端にしか描かれていなかったので、
ちっとも感情移入ができませんでした〜。
虎の心理状態(笑)?がマンガちっくな撮られ方をしていて、
一瞬ギャグなのかと…。

10点中3点ぐらいかなあ。

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2004年9月24日 (金)

アイ,ロボット

新しくできたシネコンで観てきました。
(東京都立川市のシネマTWO、aスタジオです)
音響が素晴らしく良かったなあ。
建物の設計や設備なんかの兼ね合いでしょうか。

退屈だけはしなかった二時間六分。
ただ、期待していたより普通の映画でした。
ウィル・スミスとコンバースとアウディの
プロモーション映画のようだった…(あとFedEX?)。
全体的にお金をかけて作っていそうなのに、
勿体無い感の漂う作品でした。
アクションシーンではカメラを回転させまくっているのですが、
ただの撮りっぱなしにみえてしまう…。
あと少しずつの創意工夫が足りないのかしらん。

ヒロイン役のブリジット・モイナハンが好みなのです。
ちょっとジーナ・ガーション似かも。
『トータル・フィアーズ』頃より歳とったかな?
10点中6点。

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2004年9月20日 (月)

U-571

日曜日にTV放映されていました(やはりすごいカットのされっぷり)。

会社に『プライベートライアン』のDVDがあって、
これから観ようという人に、ある人からのアドバイス。
「ぜったいヘッドフォンで!
 弾丸が頭蓋骨を貫通するのがわかるよ〜」
ああなるほど。
当然冒頭シーンのことで、映画館で観た時には
画面に釘付けで、そんな音響演出には気づけなかった…。
ヘッドフォンで聴いてはいないけれど、
『U-571』の爆雷シーンの音響は良かった記憶があるので、
これから観る方は、大音量かヘッドフォンでどうぞ。

映画館での観賞後、一緒の友だちと、
「そういえばボン・ジョヴィって出てたっけ?」
「あれじゃない?通信兵」
「あー、レーダー係かと思った」
実に的外れな会話をしていた。
ロビーにいた人たちの心中のつっこみはいかほどだったのか。
(ちなみに友人の青年将校役でした)

戦闘シーンがかっちょよかったので気にしなかったけれど、
心理描写や成長プロセスはちゃっちいかも…。
10点中6点。

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2004年8月31日 (火)

スパイダーマン2

楽しかったぞー。
由緒正しき娯楽映画に作りあげてました。
突っ込みどころも満載(それもまた楽しいし)。

トビー・マグワイアはいつも通り(に見えた)。
アルフレッド・モリーナはなんともいえない味があり。
ジェームス・フランコには華がある。
J.K.シモンズは声が素敵(そして顔はドナルド・サザーランド系…)。
ウィレム・デフォーまで声だけでなく出演してる(しわしわ)!
キルスティン・ダンストは…。

キルスティンて、日本人受けするタイプではないんですよね。
知り合いの中で、彼女を気に入っていたのは、
いつも独自路線のひょうひょうとした
映像作家のAさんだけでした(当然『チアーズ!』大好き)。

今回、初めて彼女が可愛いと思えるカットがあった!
これが前作との大いなる違いだ…。
10点中8点。

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2004年8月10日 (火)

スチームボーイ

先週観てきました。

鈴木杏という人をよく知らなくて、うまかったので意外。
アイドルだと思っていたのですが、そうだとしたら、
男の子の声なんてなかなかできるものではないですよね。
ちゃんとした女優さんだったようです。失礼しました!

ヒロインが徹頭徹尾可愛くなくて、だから可愛かった。
そのぐらいかしらん。
尺が長くてだれました。
長い期間をかけて製作するのも一長一短?

10点中2点。
エンディングは蛇足だなーと。
これのせいでさらに印象が悪い…。

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ディープブルー

おととい観てきました。
最初の波のシーンと、
シャチの映像は良かったのですが。
期待したほどではなかった…。残念!寝そうになりました。
ドキュメンタリーで見たことあるような映像が多かったです。
↑だと、ひとつの題材を掘り下げているから、もっと見応えあるし…。
音楽がちょっと鼻につきました。
10点中6点。
そうはいってもいい映画の部類だと思いマス。
いちばん面白かったのはパンフに載っていた、
海に流されたスタッフ(生還)のお話だったかも。

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